新潟市 會津八一記念館

お知らせ・企画展

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トークイベント第2弾!

一昨年、俳優の松村雄基さんと新潟大学の角田勝久先生が
會津八一の書について語り合ったトークイベント。
その第2弾を31日に開きます。

今回は開催中の企画展「會津八一の<学規>と教育」に絡め、
早稲田で長く教壇に立った八一の姿を、
その書作品を通じて見ていこうというものです。

厳しくも生徒思いだった八一。
若い人たちにどんな気持ちをこめ、
どのような言葉を書いて贈ったのか。

書家でもある二人が、
八一の温かい人となりとそこから生まれた作品を語ります。

申し込みはinfo@aizuyaichi.or.jp または
往復はがきで950-0088新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館へ。
聴講券をお送りします。

「学規」と教育

〜 ふかくこの生を愛すべし  〜

 會津八一は教育者として、有恒学舎(現・県立有恒高校)、早稲田中学校、早稲田大学などで教鞭をとり、多くのすぐれた門下生を輩出しました。

 そんな教育者・八一が、大正3(1914)年に定めた「学規」は、人としての生き方を端的に示し、現在も人々に生きる希望や勇気を与えてくれる珠玉の言葉といえるでしょう。

一、ふかくこの生を愛すべし
一、かへりみて己を知るべし 
一、學藝を以て性を養ふべし
一、日々新面目あるべし

 英語教師からスタートした八一ですが、独学で学んだ東洋美術史を早稲田大学で講義し、昭和20(1945)年4月まで多くの学生、研究者を育てました。当館と姉妹館協定を結ぶ早稲田大学會津八一記念博物館は、八一が収集した美術資料などを所蔵し、現在も学生たちに活用されています。

 また、戦後、八一は新潟で過ごしていますが、教育への情熱は変わらず、依頼された学校に書「涵之如海 養之如春」を揮毫しています。この言葉は、中国・後漢時代の歴史家・班固(32~92)編『漢書』から引用しています。学問や見識を、自然に染み込むように養い育てることの重要性を説いた文言で、「学規」に通じる言葉といえるでしょう。

 本展では、八一の「学規」と教育を紹介するとともに、早稲田大学會津八一記念博物館が所蔵する八一の作品や戦後新潟の教育現場に書き渡した作品資料などを紹介します。

関連イベント

會津先生が早稲田大学に遺したもの

演題 會津先生が早稲田大学に遺したもの
講師 早稲田大学會津八一記念博物館 肥田路美 館長
日時 2021年7月24日(土)
午後2時~3時半(予定)
会場 新潟日報メディアシップ6階 ナレッジルーム
定員 60名
参加費 500円

想いを形に~美を求めて

演題 會津八一祭 ~生誕140年記念~
「想いを形に~美を求めて」 -會津八一のこだわりに迫る-(仮題)
講師 松村雄基氏
〈聞き手〉角田勝久氏(新潟大学准教授)
日時 2021年7月31日(土)
午後2時~4時
会場 新潟日報メディアシップ 2階 日報ホール
定員 120名
参加費 1,000円

※往復はがきに参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号をお書きのうえ、會津八一記念館までお送りください。
※ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします。定員に達し次第締め切ります。
※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどが変更になる場合があります。
※ご来館の際はマスクをご着用下さい。

作品解説会(野中吟雪館長)

演題 作品解説会
講師 野中吟雪館長
日時 2021年8月29日(日)
午後2時~ 約50分
会場 当館展示室(企画展入場券が必要です)

作品解説会(学芸員)

演題 作品解説会
講師 学芸員
日時 2021年 会期中の第2、4日曜日
午前11時~ 約50分
会場 当館展示室(企画展入場券が必要です)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・7月6日~8月15日:伊藤省風先生(新潟県書道協会理事)
・8月17日~9月23日:大井岳陵先生(新潟県書道協会理事)

※人数が多い場合、入場制限をさせていただく場合がございます。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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満員御礼!「生きる糧、俳句」

13日に開きます講演会「生きる糧、俳句」は
満席となりました(6月1日)。
多数の申し込みありがとうございます。
申し訳ありませんが、以後の申し込みはお受けできませんので、
あしからずご了承くださいますようお願い申し上げます。

八一と早稲田と仏教美術~7月の講演会予告

テーマは
書でもなく、短歌でもなく、
東洋美術です。
 ❑日 時:7月24日(土)午後2時~3時30分
 ❑講 師:早大會津八一記念博物館の肥田路美(ひだ・ろみ)館長
 ❑演 題:會津先生が早稲田に遺したもの
 ❑会 場:メディアシップ6階ナレッジルーム
 ❑定 員:60人(申し込み先着順)
會津八一は早稲田大学で東洋美術史を教えていました。
講師の肥田館長は早大文学学術院の教授
仏教美術を中心とした中国隋・唐時代の美術史を担当
いわば會津八一から連なる研究者の一人です。

おすすめの一冊は?「自註鹿鳴集です」
何かひとことを-「学規の<ふかくこの生を愛すべし>。これにつきます」
まさに肥田先生は研究者・八一を語るにぴったりの方。

申し込みはinfo@aizuyaichi.or.jp または
往復はがきで950-0088新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館へ。
聴講券をお送りします。

7月6日に始まる企画展は「八一の<学規>と教育」
教育者・八一に焦点を当てた展示です。
お楽しみに!

好きな書は「学規」

芸術文化の分野で活躍中の作家による「私の好きな八一の書」展は
好評のうちに終了しました。(入館1,157人)

期間中、それらをご覧になった来館のお客さまに
アンケートで「私の好きな八一の書」を選んでいただきました。
最も多かったのが「学規」です。回答83人中15人。
ついで「奥田勝に宛てた書簡」です(6人)。

・ふかくこの生を愛すべし
・かへりみて己を知るべし
・学芸を以て性を養ふべし
・日々新面目あるべし
「学規」の言葉は今なお色あせません。

八一の書の魅力、會津八一の人としての魅力。
回答者お一人お一人が感動と、畏敬の念と、親しみをもって
語って(記入して)くださった一言一言に、
企画した私たちもうれしくなりました。
ありがとうございます。今後の企画に役立てたいと思います。

期間中、展示作品を解説した手作りのミニ図録(簡易解説書)を販売しておりましたが、
アンケートの結果を加えた「第2版」を作りました。
皆様が書いてくださった一言も載せています。

ミニ図録は1冊500円です。ご希望の方は會津八一記念館へ
025(282)7612。

第15回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第15回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。
八一の歌は、古代への憧憬にとどまりません。四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌も数多くあります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。

八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。

このコンテストもついに第15回を迎え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。プロやアマチュアを問いません。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。

おもて

うら

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第14回秋艸道人賞写真コンテスト巡回展示のお知らせ(2021年6月22日改定)

今年度も「會津八一の歌を映す」第14回秋艸道人賞写真コンテスト巡回展示の開催を予定しております。ぜひご鑑賞ください。※感染症拡大のため、会期変更がありました。

1 ミュゼ雪小町(上越市) 4月10日~25日 入選入賞30点、複製作品
2 奈良県立図書情報館 6月22日~7月4日 入賞入選30点
3 いかるがホール (奈良県斑鳩町) 7月11日~31日 入賞作品7点
4 中村屋サロン美術館(東京都) 8月7日~9月5日(会期変更) 入選入賞30点
5 高松市市民活動センター(香川県) 10月5日~30日 入賞入選30点、複製作品
6 胎内市産業文化会館(新潟県、主催:中条會津八一会) 11月12日~14日 入賞入選30点

※新型コロナウイルス感染症対策などで延期、中止する場合がございます。詳しくは新潟市會津八一記念館までお問い合わせください。

シンボルマーク応募作品を一挙紹介

シンボルマーク展先に全国公募したシンボルマークのうち
最優秀賞、優秀賞、入賞の計9作品を
A4のパネルにして記念館内に展示しています。

それらを含め全応募作品を縮小印刷してA4サイズの冊子にまとめました。
なにしろ全部で690点。
690ページというわけにはいかず、1ページに14~15点。
作品は小さくなっています。あしからず。作者のコメントもあります。

見においでください。

文芸講演会「生きる糧、俳句」

開催中の企画展「八一を知るー俳句編」にちなみ、
俳人の中原道夫先生による講演会「生きる糧、俳句」を開きます。

日 時:6月13日(日)午後2時~3時30分
会 場:日報ホール(メディアシップ2階)
定 員:120人
聴講料:500円

中原先生は多摩美大卒業後、アートディレクターとして活躍。
39歳のとき(1990年)、第一句集「蕩児」で第13回俳人協会新人賞、
その4年後には第2句集「顱頂」で第33回俳人協会賞を受賞。
異例の若さでの受賞と言われました。
現在「銀化」主宰。新潟日報俳句選者を務めています。

聴講申し込みは往復はがきで
〒950-0088新潟市中央区万代3の1の1
會津八一記念館「生きる糧」係
または
eメール info@aizuyaichi.or.jpでも受け付けます
聴講券をお送りします。
多くの方の参加をお待ちしております。

連続講座「書に親しむ」-5月スタート

書家の野中吟雪館長による連続講座「書に親しむ」(全6回)が
5月16日スタートとします。(※各回とも定員に達しました)

筆を持って紙に向かう実技(実用)講座ではありません。
會津八一を含む古今の書作品を見ながら、書の歴史から鑑賞の仕方、
道具の話までを分かりやすく解説します。

各回のタイトルは次の通りです
第1回5月16日(日)=書に親しむ
第2回6月22日(火)=書の鑑賞
第3回7月18日(日)=書の表現形式(1)
第4回8月10日(火)=書の表現形式(2)
第5回9月 7日(火)=拓本の世界
第6回10月24日(日)=文房清供(ぶんぼうせいきょう)→ 筆や硯、墨などのお話

会場:日報ホール(メディアシップ2階)
時間:午後2時から約1時間半です。
定員:各回100人

1回500円、6回通しでお聞きになる場合は2500円です。
申し込みは、℡、メール、Fax、往復はがき のいずれかで
〒950-0088
新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館
℡ 025-282-7612
Fax 025-282-7614
MAIL : info@aizuyaichi.or.jp

へお申し込みください。
後日、聴講券をお送りします。

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