新潟市 會津八一記念館

お知らせ・企画展

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第18回写真コンテスト入賞者発表

第18回写真コンテスト入賞者発表

2024年11月26日、「會津八一の歌を映す」第18回秋艸道人賞写真コンテストの審査会が行われました。全国から多数のご応募ありがとうございました。

入賞作品は、2024年12月17日(火)から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「八一を知る、八一がわかる 独往の書の秘密」で併設展示する他、2025年春から、中村屋サロン美術館(東京都新宿区)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県生駒郡斑鳩町)、三千院(京都市)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】


江部堅市(エベケンイチ)
新潟県南魚沼市
「天地に われひとりゐて 立つごとき このさびしさを 君はほほ笑む」

【新潟市長賞】


二瓶純緒(ニヘイスミオ)
新潟市江南区
「溝川の 底のをどみに 白妙の もののかたちの 見ゆるかなしさ」

【胎内市長賞】


藤井則子(フジイノリコ)
新潟市西蒲区
「近づきて 仰ぎみれども みほとけの みそなはすとも あらぬさびしさ」

【新潟日報社賞】


山口晴久(ヤマグチハルヒサ)
大阪府池田市
「みとらしの 蓮に残る 褪せ色の 緑な吹きそ 木枯らしの風」

【BSN賞】


風間基和(カザマモトカズ)
新潟市西区
「近づきて 仰ぎみれども みほとけの みそなはすとも あらぬさびしさ」

【八栗寺わたつみ賞】


山口ようこ(ヤマグチヨウコ)
新潟市西区
「我妹子を しぬぶ夕べは 入日さし 紅葉は燃えぬ わが窓のもと」

【審査員特別賞】


羽田寿弘(ハダトシヒロ)
新潟県胎内市
「すべもなく み雪降りつむ 夜の間にも 故郷人の 老ゆらくをしも」

入選者一覧

安藤勝(新潟市西蒲区)、五十嵐七郎(新潟市中央区)、井川康徳(新潟県胎内市)、江部勇(新潟市江南区)、江部堅市(新潟県南魚沼市)、大滝登(新潟市西区)、大井祥朗(香川県高松市)、太田裕一(新潟県新発田市)、熊倉秀達(新潟県新発田市)、佐々木進(新潟市西区)、佐藤荘威(新潟市西区)、佐藤俊男(新潟県柏崎市)、清水進(神奈川県海老名市)、中村豊美子(新潟市西区)、畠山正樹(新潟市東区)、松井隆夫(新潟県上越市)、松村日出男(奈良県生駒郡斑鳩町)、山口晴久(大阪府池田市)、吉原徹(新潟市東区)、由村喜美子(新潟市江南区)、和田均(新潟県小千谷市)
〔敬称略 五十音順〕

BSNラジオの収録がありました。

おかげさまで10月19日(土)に開催した俳優・松村雄基さんと新潟大学の角田勝久教授のトークイベントは大盛況うちに終了しました。
さて、特別展の広報もかねて、イベントの前日に松村さん、角田先生のお二人がBSNラジオの人気番組「四畳半スタジオ」の「四畳半の相談室」のコーナーに出演しました。放送は10月28日(月)16時からを予定しています(変更の場合はご了承下さい)。新潟を代表するラジオMCの遠藤麻理さんとの軽快な語らいをお楽しみください。
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第3回 いしぶみ散歩は締め切りました

このたび、11月2日(土)に行われる「八一さんのいしぶみ散歩」は
すでに定員に達しましたので、ご応募を締め切らせて頂きました。
恐れ入りますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

會津八一と大和路

〜 【會津八一と大和路】 入江泰𠮷・杉本健𠮷とともに 〜

 奈良大和路を愛した歌人、書家、東洋美術史家の會津八一(1881~1956)は、その学識と芸術で同時代の多くの芸術家を刺激し、影響を与えています。中でも写真家・入江泰𠮷(1905~1992)、画家・杉本健𠮷(1905~2004)は、八一の学芸に心酔し、奈良大和路をテーマに多くの名作を残した人物と言えるでしょう。

 3人の出会いは戦後の昭和21(1946)年。文化人たちが集った東大寺観音院で親交を深めました。杉本は八一と書画集『春日野』を刊行するなど合作を多く残し、八一没後も関連作品を発表しています。また、入江も八一の短歌と自ら撮影した写真を組み合わせた書籍を刊行し、奈良市の法華寺に八一の歌碑「ふぢはらの」を建立するなど、終生敬慕の念を抱いていました。

 彼らの活動を見守った東大寺観音院の住職・上司海雲(かみつかさ・かいうん、第206世東大寺別当、1906~1975)は「奈良に関しては、やっぱり歌では會津八一さん、絵では杉本健𠮷さん、写真では入江さん、これは動かせんことだわな」と称賛しています。

 本展では奈良県立美術館と入江泰𠮷記念奈良市写真美術館の協力を仰ぎ、會津八一との合作や3者各々が独自の感性で表現した奈良大和路の美を紹介します。

関連イベント

響き合うこと

演題 「響き合うこと」
出演者 松村雄基氏(俳優・書家)
角田勝久氏(新潟大学教授)
日時 2024年10月19日(土) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 1,500円(事前申込制)
定員 120名

入江泰𠮷と杉本健𠮷の大和路

演題 「入江泰𠮷と杉本健𠮷の大和路」
講師 説田晃大氏(入江泰吉記念奈良市写真美術館主任学芸員)
日時 2024年10月29日(火) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
参加料 1,000円(事前申込制)
定員 100名

書の体験講座「年賀状」

演題 「書の体験講座『年賀状』」
講師 田中藍堂氏(新潟県書道協会副理事長)
狩野芳明氏(新潟県書道協会事務局長)
日時 2024年11月15日(金) 午後2時~4時(予定)
会場 ナレッジルーム(新潟日報メディアシップ6階)
参加料 1,500円(事前申込制)
定員 40名

野中吟雪館長による作品鑑賞会

演題 野中吟雪館長による作品鑑賞会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2024年12月1日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

学芸員による作品解説会

演題 学芸員による作品解説会
日時 会期中の毎週日曜日 11:00~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・10月1日~11月4日:佐藤奎玉先生〈新潟県書道協会副会長/長岡市〉
・11月6日~12月8日:石塚瑞雨先生〈新潟県書道協会参事/上越市〉

※イベント1、2、3の聴講、参加をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。

申込フォーム

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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特別展関連イベントのお知らせ(募集)

当館では、特別展「會津八一と大和路 入江泰𠮷・杉本健𠮷とともに」を10月1日から開催します。その関連イベント3つをご案内します。
 第1弾は、俳優で書家の松村雄基さんと會津八一研究第一人者の角田勝久新潟大学教授によるトークイベントを10月19日に開催いたします。今回は「響き合うこと」。八一は画家杉本健𠮷をはじめ様々な文化人と書画の合作を行いました。八一の合作の魅力を中心にお話していただきます。
 第2弾は、講演会。10月29日に入江泰𠮷記念奈良市写真美術館主任学芸員の説田晃大さんから、大和路に魅了された写真家入江泰𠮷と杉本健吉の芸術と交流についてお話していただきます。
 第3弾は書の体験講座。11月15日、新潟県書道協会の田中藍堂さんと狩野芳明さんを講師に「年賀状」を制作します。
詳細は、イベント案内を下記にてクリックしてご覧ください。
2024年度特別展イベント案内

参加を希望される方は、申込フォームでお申込み下さい。
特別展イベント申込フォーム

第3回 八一さんのいしぶみ散歩 参加者募集

會津八一記念館では、一昨年、昨年と「八一さんのいしぶみ散歩」を実施しました。
好評につき、今年も企画しました。今回は、八一が揮毫した新潟市中央区内の石碑に加え、護国神社に贈った扁額「山河慟哭」や八一の主治医で俳人・中田瑞穂の句碑なども訪ね歩きます。

集合場所:古町ルフル・ローソン前(新潟市中央区古町通7番町1010 新潟市ふるまち庁舎前)
集合時間:12時45分
定員:15名(定員に達し次第、受付終了)
コース:古町通(ルフル)~西堀通~西大畑通~南浜通~西船見町~旭町通~西堀通~古町 
参加費:1,500円(冊子代「會津八一の碑 ~新潟編~」、歌碑見学料、保険料を含む)
申し込み:會津八一記念館の窓口に直接申し込むか、電話、FAX、メールのいずれかで
「八一さんのいしぶみ散歩」と明記の上、郵便番号、住所、氏名、日中連絡のとれる電話番号を記入してお申込み下さい。

〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階 會津八一記念館
℡:025‐282-7612  Fax:025-282-7614
MAIL : info@aizuyaichi.or.jp

いしぶみ散歩申込書(2024年度)

8月31日の野中館長講演会 中止のお知らせ

8月31日(土)に開催を予定しておりました、新潟市會津八一記念館の野中吟雪館長による文芸講演会「鐵齋・八一の文人世界」は台風接近のため中止とさせていただきます。遠方からの参加者も多く、行き帰りの交通手段にも影響が出始めておりますので、大事を取り本日決定いたしました。参加者の方がたにはたいへん申し訳ありませんがご理解いただきたいと存じます。
なお、現状では会場の確保などで延期のお約束ができませんので、改めて講演会を開催することになりましたらホームページに掲載いたします。

野中館長の作品解説会

好評開催中の企画展「鐵齋・八一の文人世界」。
今回展示をプロデュースした当館の野中吟雪館長の作品解説会が
8月11日(日)と25日(日)午前11時~ 当館展示室内で行います。
申込は不要ですが、当日の観覧券は必要です。

鐵齋研究の第一人者である野中館長が
鐵齋と八一との書の共通性をはじめ、鐵齋の魅力など
詳しく説明いたします。
館長から直接作品の解説が聞ける滅多にない機会です。
ぜひともご参加ください。
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企画展「鐵齋・八一の文人世界」展図録販売中

当記念館で開催中の企画展「鐵齋と八一の文人世界」展図録を販売しています。展示作品51点をはじめ、富岡鐵齋研究の第一人者である当館の野中吟雪館長が鐵齋と八一の文人世界についての論考なども収録しています。1冊1500円(税込A4判88㌻)です。ご希望の方は当館までメールかFAXかお電話でご連絡下さい。

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鐵齋・八一の文人世界

〜 【近代日本画の巨匠】 富岡鐵齋 没後100年記念 〜

 2024(令和6)年は、近代日本画の巨匠富岡鐵齋(1837~1924)の没後100年にあたります。これを記念し、当館では會津八一(1881~1956)と併せ、二人の「文人世界」を企画いたしました。

 長い間、「用」と「美」を兼ねる教養として人々に親しまれてきた「書」は、戦後、展覧会を主とする「造型芸術」として飛躍的に発展し、今日に至っています。

 しかし、古来「書は人なり」の言葉があるように、「書」には筆者の人格が表われるとされ、書を生業としない文化人、即ち「文人」達の書はまた少し趣きの異なる美しさを持っています。

 富岡鐵齋と會津八一、この二人は学芸に身を投じ、「文人」としての生涯を貫きました。
本展は、掛軸や扁額・画賛・扇面など、さまざまな作品を一堂に展示いたします。個性豊かな二人の芸術家が何を考え、どう表現したのか、作品を通してその多様性をご堪能いただければ幸いです。

関連イベント

鐵齋・八一の文人世界

演題 「鐵齋・八一の文人世界」
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2024年8月31日(土) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 500円(事前申込制)
定員 120名

八一がみた中国古代金石

演題 「八一がみた中国古代金石」
講師 横田恭三氏(花蹊記念資料館館長、跡見学園女子大学文学部教授)
日時 2024年9月8日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
参加料 500円(事前申込制)
定員 120名

野中吟雪館長による作品解説会

演題 野中吟雪館長による作品解説会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 7/21(日)、28(日)、
8/11(日)、25(日)、
9/8(日)、22(日)
11:00~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

※イベント1、2の聴講、参加をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。

申込フォーム

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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