新潟市 會津八一記念館
お知らせ・企画展

月別アーカイブ: 2022年12月

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折って広がる美の世界

〜 屏風・折帖・扇子を中心に 〜

 現在、屏風などの書画作品は、一般的には芸術として見られていますが、元々は日常生活で実用的に利用されていたものです。その後、徐々に芸術性を持って鑑賞されるようになってきました。

 屏風は部屋の仕切りや装飾に用いる調度品のひとつで、木枠に紙や絹を貼ったものを2枚、4枚、6枚などつなぎ合わせて折り畳めるようにしたものです。

 折帖は、経典や習字の手本などを記した和紙を一定の幅に折り畳み、その前後に表紙をつけて読みやすくした書物です。扇子は、煽いで風をおこすだけでなく、儀礼や芸能でも用いられています。このように、屏風、折帖、扇子は実用品であるとともに、一方では美的に装飾された工芸品ともいえるでしょう。いずれも折って畳める形式ですが、横に広げると折れた場面が展開され、大作となるのです。

 本展覧会では、当館所蔵の屏風、折帖、扇子形式に仕立てた會津八一の書作品を中心に展示し、軸装や額作品のように一つの面で見せるものとは異なる場面展開の魅力を紹介していきます。併せて会期中には、第16回秋艸道人賞「會津八一の歌を映す」写真コンテスト入賞入選作品も陳列いたします。

関連イベント

日本の墨美と會津八一の書

演題 日本の墨美と會津八一の書
講師 古谷稔氏(東京国立博物館名誉館員)
日時 2023年3月3日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 500円
定員 120名

野中吟雪館長による作品解説会

演題 野中吟雪館長による作品解説会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2023年2月26日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)
※人数が多い場合、入場制限をさせていただく場合があります。

作品説明会

演題 学芸員による作品解説会
講師 学芸員
日時 12/25(日)、1/8(日)、1/22(日)、2/5(日)、2/19(日)、3/12(日)、3/26(日)
午前11時~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)
※人数が多い場合、入場制限をさせていただく場合があります。

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・12月20日~2月5日:船久保棠苑先生(新潟県書道協会参事、南蒲原郡田上町)
・2月7日~3月26日:和田紫陽先生(新潟県書道協会参事、新潟市)

 

写真コンテスト入賞入選作品展

入賞作品について、詳しくはこちら

※イベント1と写真コンテスト入賞入選作品展の聴講をご希望される方は、往復はがきに参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号をお書きのうえ、會津八一記念館までお送りください。
※ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします。定員に達し次第締め切ります。
※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。
※ご来館の際はマスクをご着用ください。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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第16回写真コンテスト入賞者発表

2022年11月29日、「會津八一の歌を映す」第16回秋艸道人賞写真コンテストの審査会が行われました。多数のご応募ありがとうございました。

入賞作品は、2022年12月20日(火)から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「會津八一 折って広がる美の世界 -屏風・折帖・扇子を中心に―」で併設展示する他、2023年度は、中村屋サロン美術館(東京都新宿区)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県生駒郡斑鳩町)、三千院(京都市)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】


佐藤俊男(サトウトシオ)
新潟県柏崎市 
「天地に われひとりゐて 立つごとき このさびしさを 君はほほ笑む」

【新潟市長賞】


江部勇(エベイサム)
新潟市江南区 
「新しき 町の巷の 軒の端に かがよふ春を いつとか待たむ」

【胎内市長賞】


風間憲文(カザマノリフミ) 
新潟県胎内市 
「ひとりきて 悲しむ寺の 白壁に 汽車の響きの ゆきかへりつつ」

【新潟日報社賞】


杉野秀一(スギノシュウイチ)
新潟市中央区 
「春来ぬと 今かもろ人 行きかへり ほとけの庭に 花咲くらしも」

【BSN賞】


熊倉勝(クマクラマサル)
新潟県阿賀野市 
「水煙の 天つ乙女が 衣手の ひまにも澄める 秋の空かな」

【八栗寺わたつみ賞】


佐藤英朗(サトウヒデアキ)
新潟市西区 
「奈良坂の 石のほとけの おとがひに 小雨ながるる 春はきにけり」

【審査員特別賞】


由村喜美子(ヨシムラキミコ)
新潟市江南区 
「いとのきて けさを苦しと かすかなる そのひとことの せむすべぞなき」

入選者一覧

青木保(埼玉県所沢市)、大井祥朗(香川県高松市)、太田信弘(新潟市秋葉区)、大橋一廣(新潟市秋葉区)、小林一美(新潟市東区)、小林貴美子(兵庫県小野市)、齋藤日出子(新潟県佐渡市)、佐藤英朗(新潟市西区)、城田清延(三重県津市)、杉野秀一(新潟市中央区)、千田多喜子(愛知県名古屋市)、髙橋ノリユキ(新潟市北区)、外山満(新潟県西蒲原郡弥彦村)、西方澄子(新潟県新発田市)、二瓶純緒(新潟市江南区)、沼田邦雄(奈良県奈良市)、羽田寿弘(新潟県胎内市)、増田邦彦(香川県仲多渡郡まんのう町)柳本恵子(奈良県奈良市)、山口晴久(大阪府池田市)、由村喜美子(新潟市江南区)、鷲津宣夫(新潟市東区)、和田均(新潟県小千谷市)
〔敬称略 五十音順〕

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