新潟市 會津八一記念館

お知らせ・企画展

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鐵齋・八一の文人世界

〜 【近代日本画の巨匠】 富岡鐵齋 没後100年記念 〜

 2024(令和6)年は、近代日本画の巨匠富岡鐵齋(1837~1924)の没後100年にあたります。これを記念し、当館では會津八一(1881~1956)と併せ、二人の「文人世界」を企画いたしました。

 長い間、「用」と「美」を兼ねる教養として人々に親しまれてきた「書」は、戦後、展覧会を主とする「造型芸術」として飛躍的に発展し、今日に至っています。

 しかし、古来「書は人なり」の言葉があるように、「書」には筆者の人格が表われるとされ、書を生業としない文化人、即ち「文人」達の書はまた少し趣きの異なる美しさを持っています。

 富岡鐵齋と會津八一、この二人は学芸に身を投じ、「文人」としての生涯を貫きました。
本展は、掛軸や扁額・画賛・扇面など、さまざまな作品を一堂に展示いたします。個性豊かな二人の芸術家が何を考え、どう表現したのか、作品を通してその多様性をご堪能いただければ幸いです。

関連イベント

鐵齋・八一の文人世界

演題 「鐵齋・八一の文人世界」
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2024年8月31日(土) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 500円(事前申込制)
定員 120名

八一がみた中国古代金石

演題 「八一がみた中国古代金石」
講師 横田恭三氏(花蹊記念資料館館長、跡見学園女子大学文学部教授)
日時 2024年9月8日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
参加料 500円(事前申込制)
定員 120名

野中吟雪館長による作品解説会

演題 野中吟雪館長による作品解説会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 7/21(日)、28(日)、
8/11(日)、25(日)、
9/8(日)、22(日)
11:00~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

※イベント1、2の聴講、参加をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。

申込フォーム

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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新商品!オリジナル「学規」えんぴつ 

当館は来年2025年で開館50周年を迎えます。
その記念に、三菱鉛筆さんとの共同開発で
オリジナル「学規」えんぴつを限定品として
700円(税込)で販売しています。

この新商品は、1本に2則ずつの学規4則が印字されており、
HBと2Bを1本ずつセットにしたものです。
なめらかな書き心地を誇るハイグレードモデル「ハイユニ」を使用。

あなたもぜひ「学規」えんぴつを手に取りながら、
八一の人生訓「学規」を1則ずつ味わってみませんか?

お土産やプレゼントなどにでもどうぞご利用ください。

※別途送料がかかります。
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第18回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第18回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。

八一の短歌は、古代への憧憬、四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌があります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。

このコンテストも18回を迎え、県内外からの応募数も増え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。

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第17回秋艸道人賞写真コンテスト巡回展示のお知らせ

今年度も「會津八一の歌を映す」第17回秋艸道人賞写真コンテスト巡回展示の開催をしております。ぜひご鑑賞ください。

巡回予定会場日程
1いかるがホール(奈良県斑鳩町) 4月1日~4月20日 入賞作品+新潟県外入選者
2奈良県立図書情報館 5月14日~5月26日 入賞入選30点
3中村屋サロン美術館 6月12日~7月15日 入選入賞30点
4三千院(京都) 7月22日~8月下旬 入賞作品
5高松市市民活動センター 10月予定  入賞入選30点
6胎内市産業文化会館 11月予定  入賞入選30点

會津八一と秋艸堂に集う文化人たち

〜 2024年度 春期企画展 〜

 書家・歌人・東洋美術史家などで活躍した會津八一(1881~1956)は、孤高の文人ともいわれますが、様々な文化人との交流を示す作品資料を多く残しています。

 八一は生涯に何度か転居をしていますが、自宅を秋艸堂と名付けていました。そこには多くの文化人が来訪し、歓談したといいます。そして、八一は彼らのために書を揮毫し、合作にも取り組みました。

 古美術研究家で文筆家の料治熊太や歌人・吉野秀雄は、秋艸堂に通い、八一に影響を受けたと随筆などで発表しています。吉野は、八一が談笑する姿を「火箸もて 耳ほりながら ゆゆしくも 述べて倦むなし 秋艸道人」と短歌で彼の能弁さを讃えています。

 八一と彼を取りまく文化人との交流は、秋艸堂内だけではありませんでした。筆まめだった八一は手紙でのやり取りも多く、時には相手の家に訪問することもありました。恩師・坪内逍遙の熱海の別邸をたびたび訪れて、薫陶を受けています。

 本展では八一と秋艸堂に集った文化人に関する様々な作品資料から、豊かな交流の一端を紹介します。

関連イベント

東京の會津八一「落合秋艸堂を中心に」

演題 東京の會津八一「落合秋艸堂を中心に」
講師 村尾誠一氏(東京外国語大学名誉教授)
日時 2024年5月18日(土) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 500円(事前申込制)
定員 120名

書の体験講座「絵手紙」

演題 書の体験講座「絵手紙」
※はじめての方も参加できます。身近なものを描きます。
講師 髙山久美子氏(日本絵手紙協会公認講師)
日時 2024年6月6日(木) 午後2時~4時(予定)
会場 ナレッジルーム(新潟日報メディアシップ6階)
参加料 1,500円(事前申込制)
定員 30名

野中吟雪館長による作品解説会

演題 野中吟雪館長による作品解説会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2024年5月26日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

作品説明会

演題 学芸員による作品解説会
講師 学芸員
日時 会期中の第2・4日曜日
午前11時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・4月2日~5月12日:小川貴史先生〈新潟県書道協会理事〉
・5月14日~6月23日:富所白象先生〈新潟県書道協会理事〉

※イベント1、2の聴講、参加をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。
QRコード

専用申込フォームはこちら

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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ありがとうございます!入館者4000人目 明日が最終日

本日12月9日、特別展「會津八一と棟方志功-知性と感性-」に4000人目のご来館者の方をお迎えしました。

新潟県南蒲原郡田上町からお越しいただいた斎藤勲様です。当館がメディアシップに移転した後の見学は初めてだそうです。棟方志功が好きで、新聞やチラシでこの展覧会を知って来館されました。どうもありがとうございます。当館職員から記念品を差上げました。
展覧会はいよいよ明日12月10日(日)が最終日となります。また学芸員による作品解説会を11時から当館展示室で行います。まだご覧になられていない方、リピーターの方も是非ともお越しください。
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詩書画の美

〜 中田瑞穂生誕130年記念 〜

中田瑞穂(俳号:みづほ1893~1975)は、戦後、會津八一と親交を深め、主治医的な存在だった人物で、令和5(2023)年で生誕130年を迎えました。

 瑞穂は、新潟大学で日本の脳神経外科の礎を築いた名医として知られていますが、俳人としても評価がされています。高濱虚子の門下として、新潟の俳句仲間に請われて昭和4(1929)年から没するまで真萩会を主宰し、俳誌『まはぎ』を創刊。その句は客観写生を標榜し、句友で医師の高野素十と共に研鑽を重ねました。また、瑞穂は身近な対象物をそのまま忠実に描く水彩の写生画を趣味としていました。この写生画はあくまでも自身の楽しみでしたが、対象をそのまま描こうとする姿勢を八一は称賛し、数多くの賛を入れています。

 もともと瑞穂は「僕の趣味第一等は俳句ではなく書だよ」と知人に漏らしていたほど、書が得意であると自認していました。しかし、八一の書に心酔するあまり、次第に揮毫することは少なくなったといいます。ただし、昭和50(1975)年に当館開館時に建立された石碑「財団法人會津八一記念館」の文字は、瑞穂の書によるものです。

 本展では当館が所蔵する會津八一の書画作品、中田瑞穂との合作を中心に紹介いたします。さらに、17回を迎えた「會津八一の歌を映す」秋艸道人賞写真コンテストの入賞入選作品展も同時開催いたします。

関連イベント

脳外科の父・俳人みづほ 心友秋艸道人と俳句

演題 脳外科の父・俳人みづほ -心友秋艸道人と俳句-
講師 山内春夫先生(新潟大学名誉教授、若萩〈医学部俳句部〉)
日時 2024年3月7日(木) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 500円(事前申込制)
定員 120名

野中吟雪館長による作品解説会

演題 野中吟雪館長による作品解説会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2024年3月10日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

作品説明会

演題 学芸員による作品解説会
講師 学芸員
日時 会期中の第2・4日曜日
午前11時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・12月19日~2月4日:今井暁歩先生〈新潟県書道協会理事〉
・2月6日~3月24日:渡邊南嶂先生〈新潟県書道協会理事〉

 

写真コンテスト入賞入選作品展

入賞作品について、詳しくはこちら

※イベント1と写真コンテスト入賞入選作品展の聴講をご希望される方は、専用申込フォームか往復はがきのいずれかでお申し込みください。往復はがきの場合、参加を希望するイベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館までお送りください(ただし1通につき1イベント、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。
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専用申込フォームはこちら

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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第17回写真コンテスト入賞者発表

2023年11月30日、「會津八一の歌を映す」第17回秋艸道人賞写真コンテストの審査会が行われました。多数のご応募ありがとうございました。

入賞作品は、2023年12月19日(火)から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「中田瑞穂生誕130年記念 詩書画の美」で併設展示する他、2024年度は、中村屋サロン美術館(東京都新宿区)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県生駒郡斑鳩町)、三千院(京都市)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】


安部諭(アベサトシ)
新潟市中央区 
「帰り来て 夢なほ浅き ふるさとの 枕とよもす 荒海の音」

【新潟市長賞】


大滝登(オオタキノボル)
新潟市西区
「み雪降る 冬の長夜 つらつらに 国上の聖 思ほゆるかも」

【胎内市長賞】


山田光枝(ヤマダミツエ)
新潟市北区
「天地に われひとりゐて 立つごとき このさびしさを 君はほほ笑む」

【新潟日報社賞】


渡邉隆(ワタナベタカシ)
新潟市西区
「わが友よ よき文綴れ ふるさとの 水田の畔に 読む人のため」

【BSN賞】


佐藤権(サトウケン)
新潟県長岡市
「みほとけの あごとひぢとに 尼寺の 朝の光の ともしきろかも」

【八栗寺わたつみ賞】


柳本惠子(ヤナギモトケイコ)
奈良県奈良市
「しぐれの雨 いたくな降りそ 金堂の 柱の真赭 壁に流れむ」

【審査員特別賞】


髙橋ノリユキ(タカハシノリユキ)
新潟市北区
「み雪降る 越の荒野の 荒柴の しばしば君を 思はざらめや」

入選者一覧

阿部久(胎内市)、網中勇二(兵庫県三木市)、井川康徳(胎内市)、石黒雅人(三条市)、江部勇(新潟市江南区)、杵鞭範雄(新潟市江南区)、国兼弘(新潟市東区)、小池幹夫(上越市)、佐藤明彦(十日町市)、佐藤俊男(柏崎市)、千田多喜子(愛知県名古屋市)、髙沢和也(新発田市)、竹田捷幸(上越市)、土屋恵理(三重県四日市)、永井和也(長岡市)、中野金吾(新潟市中央区)、曳野利(福岡県北九州市)、星正太郎(魚沼市)、山口愛子(新発田市)、山口ようこ(新潟市西区)、山下由衣(長岡市)、由村喜美子(新潟市江南区)、和田均(小千谷市)
〔敬称略 五十音順〕

特別展「會津八一と棟方志功」は12月10日まで

特別展「會津八一と棟方志功」は好評開催中ですが、残りあと1週間となりました。12月10日(日)までです。まだご覧になられていない方はお見逃しのないよう、おいでください。また、本展図録も販売しております。ご希望の方は当館まで(℡:025‐282-7612〈4日は休館〉、Fax:025-282-7614、mail:info@aizuyaichi.or.jp のいずれか)ご連絡ください。

ありがとうございます!入館者3000人目

11月19日、特別展「會津八一と棟方志功-知性と感性-」3000人目のご来館者の方をお迎えしました。

新潟市からお越しいただいた阿部憲誠様です。当館への来館は初めてだそうで、仕事の関係で単身赴任で新潟市へ。市内を巡っている中でこの展覧会を知り、来館されたそうです。どうもありがとうございます。記念品を差上げました。

展覧会は12月10日(日)までです。まだご覧なられていない方は是非ともご来館ください。1700363079082 (3)

 

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