新潟市 會津八一記念館

お知らせ・企画展

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開館50周年事業クラウドファンディングへのご協力お願い

會津八一記念館は1975(昭和50)年、養女蘭の遺志に賛同した新潟市民や地元企業の浄財をもとに県や新潟市のご協力を得て、新潟市西船見町に建設され、今年開館50年を迎えます。これを機に、記念館では八一のさらなる知名度アップを図り、その業績を次世代にも語り継いでもらうため、開館50周年記念事業を展開致します。現在、記念館は新潟市の施設ですが、通常の展覧会等とは異なり、記念事業は市の指定管理業務予算外となるため、記念館を管理運営する「公益財団法人 會津八一記念館」の独自事業で行います。収入源が乏しいため、記念事業に必要となる資金の一部をクラウドファンディング(CF)で募ることといたしました。新潟市の名誉市民第1号であり、書家、歌人、東洋美術史家、早稲田大学教授としてそれぞれの分野で類まれな実績を残した八一をさらに顕彰、周知する事業に是非ともご理解とご支援を賜りたく、CFにご協力いただきますようお願い申し上げます。

■利用するCF  新潟日報社が運営する「にいがた、いっぽ」https://n-ippo.en-jine.com

■CF資金で行う事業
①誰にでもわかりやすい八一の伝記「人物小伝 會津八一」の出版
②著名な研究者やゆかりの深い奈良の高僧などを招く連続講演会
③記念館の発信力強化のため、ホームページを補強
■目標金額  150万円
■募集期間  2025年2月1日~2025年3月31日

詳しくはwebサイト「にいがた、いっぽ」内、會津八一記念館開館50周年を契機に會津八一を再認識してもらい次世代に語り継ぎたい をご覧ください。

特別展図録「會津八一とコレクション」販売中

当記念館で開催中の特別展「會津八一とコレクション-博士の愛した中国美術-」図録を販売しています。展示作品68点をはじめ、老舗・古美術商の繭山龍泉堂代表取締役・川島公之氏による「會津八一と古代中国美術品の蒐集」、当館学芸員による「會津八一『嶧山刻石』へのまなざし」の寄稿や論考なども収録しています。1冊2000円(税込、B5判)です。ご希望の方は当館までメールかFAXかお電話でご連絡下さい。
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博士の愛した中国美術 AIZU YAICHI COLLECTION

〜 【開館50周年記念特別展】 會津八一とコレクション 〜

 會津八一は、歌人、書家として広く知られていますが、実は東洋美術史学者として長年、早稲田大学の学術研究の発展に寄与してきました。

 1926(大正15)年、八一は早稲田大学文学部の講師となり、東洋美術史を担当します。その前後から中国の明器、鑑鏡・瓦磚(が
せん)、陶磁器、金石拓本、近世書画など古美術品を数多く購入し、膨大なコレクションが誕生することになります。これらは、八一自
身が美術家として古美術の精華を自らの作品に反映させるだけでなく、東洋美術の本質を学生に伝えようと、教育と研究の実物史料として求めたものでもありました。

 八一は門下生と古美術商や書店などを度々巡っていました。特に、東京中央区の壺中居や繭山龍泉堂によく訪れて古美術品を購入していました。これらを含めた會津コレクションは、現在、早稲田大学會津八一記念博物館に収蔵されています。

 展覧会では、會津八一記念館開館50周年を記念し、当館と姉妹館協定を結んでいる早稲田大学會津八一記念博物館にある會津コレクションをはじめ、古美術商との関わりを示す八一の書作品や書簡、また古代中国美術を愛好した八一の志向を表す作品も含めて紹介いたします。

関連イベント

會津八一の奈良

演題 開館50周年記念連続講演会
第2回講演会「會津八一の奈良」
講 師 多川俊映師(興福寺寺務老院)
日時 2025年10月5日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 1,000円(事前申込制)※入館料込み
定員 130名

奈良美術と會津八一

演題 開館50周年記念連続講演会
第3回講演会「奈良美術と會津八一」
講 師 大橋一章氏(元早稲田大学會津八一記念博物館館長)
日時 2025年11月24日(月・振休) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 1,000円(事前申込制)※入館料込み
定員 130名

本物へのこだわり

演題 トークイベント
「本物へのこだわり」
講 師 松村雄基氏(俳優、書家)
角田勝久氏(新潟大学教授)
日時 2025年10月19日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 1,500円(事前申込制)※入館料込み
定員 130名

野中吟雪館長による作品鑑賞会

演題 野中吟雪館長による作品鑑賞会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2025年10月26日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

学芸員による作品解説会

演題 学芸員による作品解説会
日時 会期中の毎週日曜日 11:00~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・10月1日~11月3日:堀田一逕先生〈新潟県書道協会参〉
・11月5日~12月7日:成田沙夕先生〈新潟県書道協会参事〉

※イベント1と2と3の聴講をご希望される方は、専用申込フォームかはがきのいずれかでお申し込みください。はがきの場合、イベント名と開催日、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館宛に各イベント開催日の7日前までにお送りください(ただし1通につき、1イベント・1名様のご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。申し込まれた方には当日、聴講券を会場でお渡しいたします。(はがきでの返信はございません)

申込フォーム

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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連続講演会と松村氏・角田氏のトークショー開催のご案内

會津八一記念館開館50周年記念イベントをご案内いたします。

第1弾は、連続講演会を9月から来年3月まで5回にわたり開催いたします。
講師陣は、全国的に著名な文化人や會津八一研究の第一人者として活躍している研究者の方々です。
詳細は、イベント案内を下記にてクリックしてご覧ください。
連続講演会チラシ

第2弾は、開館50周年を記念した特別展「會津八一とコレクションー博士の愛した中国美術―」を10月1日から開催します。
その関連イベントとして、俳優で書家の松村雄基さんと會津八一研究第一人者の角田勝久新潟大学教授によるトークイベントを10月19日に開催いたします。今回のテーマは「本物へのこだわり」。
八一は早稲田大学で東洋美術史を講じました。八一は講義で実物資料を重要視する「実学」を主張し、学生の教育や研究用に古代中国の美術品や資料を蒐集しました。さらに、八一は中国美術の神髄を、自らの芸術に反映させて、独創的な書を生み出しています。
今回は本物(実物)にこだわり、表現に昇華させるまでの、八一の古美術へのまなざしについて語っていただきます。

第1弾、第2弾とも参加ご希望の方は、下記の申し込みフォームをクリックしてお申し込み下さい。
連続講演会とトークイベント申込フォーム

企画展「コレクションでたどる 會津八一記念館の半世紀」今週22日で終了

企画展「コレクションでたどる 會津八一記念館の半世紀」展は、6月22日で終了となります。最終日は午前11時から学芸員による作品解説会を当館展示室で行います。申し込みは不要ですが、当日観覧券が必要となります。まだご覧になっていない方、リピーターの方も是非ともお越しください。

會津八一 晩年の輝き

〜 【開館50周年記念】 會津八一 晩年の輝き 〜

會津八一は太平洋戦争などの社会情勢の混乱に巻き込まれながらも終生「獨往」の精神を貫き、文芸活動に心血を注ぎ、輝かしい業績を残しました。

昭和20(1945)年4月、64歳の八一は東京で被災して当時の新潟県北蒲原郡中条町(現胎内市)に疎開し、養女きい子との死別という苦難にも遭遇します。厳しい疎開生活の一方で、疎開先での八一は周囲の人々から温かいサポートを受けたためそのお礼に書作品を贈ることもありました。

その後、昭和21(1946)年7月から75歳で没する昭和31(1956)年11月までの約10年間は、現在の新潟市中央区南浜通で暮らしました。歌集の編纂や書の制作に勤しみ、毎年のように書の個展を開いています。また、地元の文化振興のために尽力し、夕刊新潟社社長を務め、新潟市名誉市民に推挙されています。

戦後80年を迎えた今年、本展では胎内市と新潟市で結実した、八一芸術の集大成をご覧いただきます。

関連イベント

會津八一の書の真価

演題 開館50周年記念連続講演会
第1回講演会「會津八一の書の真価」
出演者 角田勝久氏(新潟大学教授)
日時 2025年9月21日(日) 午後2時~3時半
会場 日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
聴講料 1,000円(事前申込制)※入館料込み
定員 130名

野中吟雪館長による作品鑑賞会

演題 野中吟雪館長による作品鑑賞会
講師 野中 吟雪(新潟市會津八一記念館館長)
日時 2025年8月31日(日) 午後2時~約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

学芸員による作品解説会

演題 学芸員による作品解説会
日時 会期中の第2・4日曜日 11:00~ 約50分
会場 当館展示室(申込不要/要当日観覧券)

期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・7月1日~8月11日:小林尗瑛先生〈新潟県書道協会参事〉
・8月13日~9月23日:鈴木青雨先生〈新潟県書道協会参事〉

※イベント1の聴講をご希望される方は、専用申込フォームかはがきのいずれかでお申し込みください。はがきの場合、イベント名と、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、會津八一記念館宛に9月14日までにお送りください(ただし1通につき、1名様でのご応募といたします)。定員に達し次第締め切ります。申し込まれた方には当日、聴講券を会場でお渡しいたします。(はがきでの返信はございません)

申込フォーム

※新型コロナウィルス感染症の影響により、会期、関連イベントなどを変更または中止する場合があります。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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新旧會津八一記念館学芸員が語る「展覧会の裏側」イベント募集

會津八一記念館では、企画展「ーコレクションでたどるー會津八一記念館の半世紀」の関連イベントとして、「會津八一記念館の学芸員が語る展覧会の裏側」トークイベントを開催します。
トークイベントチラシ

 トークイベントでは、当館の新旧学芸員がこれまで200回近く開催してきた展覧会について、苦労や感動、思い出に残る出来事などを紹介いたします。参加ご希望の方は、専用フォームか、当館宛に葉書かFaxで5月15日までにお申し込み下さい。(申し込まれた方に当日聴講券を会場でお渡しします)

2025年度企画展関連トークイベント申込フォーム

「新潟県人物小伝 會津八一」を刊行

当館はこの4月で開館50周年を迎えました。このたび、記念事業の第一弾として「新潟県人物小伝 會津八一」を刊行いたしました。會津八一75年の生涯をわかりやすくまとめたものです。本文モノクロ110㌻、A5判1,100円(税込)です。当館をはじめ、NIC新潟日報販売店、新潟県内有力書店、Amazonなどで販売しております。

表紙

第19回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第19回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。

八一の短歌は、古代への憧憬、四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌があります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。

おもて

うら

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第18回入賞作品巡回展のご案内

會津八一記念館では、4月から「會津八一の歌を映す」第18回秋艸道人賞写真コンテスト巡回展を各会場で開催しております。奈良県、東京都、香川県など6会場での開催を予定しております。ぜひご鑑賞ください。(期間等、変更の場合もございます。)

1いかるがホール(奈良県斑鳩町) 4月2日~4月20日 入賞作品7点+県外入選者
2奈良県立図書情報館 5月1日~5月18日 入賞入選30点
3中村屋サロン美術館(東京都) 6月4日~7月13日 入選入賞30点
4三千院(京都市) 8月5日~31日 入賞作品7点
5高松市市民活動センター(香川県) 10月3日~30日  入賞入選30点など
6胎内市産業文化会館 11月7日~9日  入賞入選30点など

祝・會津八一記念館開館50周年

本日4月1日、會津八一記念館は50周年を迎えました。
お祝いムードで企画展「コレクションでたどる 會津八一記念館の半世紀」を開幕。最初の来館者には、展示室前のくす玉を割っていただきました。来場者には「学規」入り鉛筆とはがきをセットにしたグッズをプレセントしています。本日限りです。記念にぜひご来館下さい。

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