四国は高松の八栗寺(やくりじ)の鐘に
會津八一の絶唱ともいうべき
-わたつみの 底ゆく魚の鰭(ひれ)にさへ
  ひびけこの鐘 仏法(のり)のみために-が
鋳込まれています。
わたつみとは古語で海のこと。
--千尋(ちひろ)の海の底をゆく魚の鰭にまで
   八栗寺の鐘よ響き渡れ みほとけの教えが届くように」
NHKのゆく年くる年。
ことしは八栗寺から中継があるそうです。
この鐘の音に八一の心を思いながら、新しい年を迎えましょう。

Share on Facebook
Pocket