〜 俳句に熱中した若き日々 〜
この度の展覧会は、會津八一(1881~1956)の広範な学芸領域のなかで、もっとも早くに才能が開花した俳句に焦点をあてて企画しました。
八一は一般に歌人として、書家として知られていますが、じつは18歳から48歳まで句作し、その数1293句を残しております。俳号を八朔郎と名乗り、俳句革新をめざす正岡子規に啓発されて、青年時代は俳句に熱中していた時期がありました。
展覧会では、その様子を俳句作品の墨蹟や原稿、書簡、雑誌などで紹介し、若き日、俳句に熱中した八一の文芸世界に迫ります。そのほか、八一が発見した小林一茶直筆の《文化句帖》(通称・六番日記)や、同時代の俳人(正岡子規、河東碧梧桐、高浜虚子、高野素十、中田みづほ)らの俳句作品も陳列します。
同時に、写真家・淺井愼平氏が昨春当館に寄贈してくださった自作の俳句と写真のコラージュ作品「ハイクグラフィー」53点を、お披露目します。
演題 | 生きる糧、俳句 |
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講師 | 中原道夫氏(俳人、新潟日報俳句選者) |
日時 | 2021年6月13日(日) 14時~15時30分(予定) |
会場 | 新潟日報メディアシップ 2階 日報ホール |
定員 | 120名 |
参加費 | 500円 |
演題 | 作品解説会 |
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講師 | 学芸員 |
日時 | 2021年 会期中の第2、4日曜日 (4月11日、25日、5月9日、23日、6月13日、27日) |
会場 | 当館展示室(企画展入場券が必要です) |
期間中、本展覧会名を2人の書家による揮毫で展示室前に掲示しています。
・4月6日~5月16日:佐藤雅風先生(新潟県書道協会理事、新潟市)
・5月18日~6月27日:菅井松雲先生(新潟県書道協会理事、新潟市)
※往復はがきで希望イベント名、住所、氏名、電話番号を記入し、會津八一記念館までお送りください。定員に達し次第締め切ります。
※1通につき1イベント、1名様のご応募といたします。
※新型コロナウイルス感染症拡大予防のためやむを得ず入場制限を行う場合があります。