新潟市 會津八一記念館
お知らせ・企画展

月別アーカイブ: 2017年2月

Share on Facebook
Pocket

文字を彫る・・・刻字体験に28人

R00020702月23、24日、會津八一記念館内で刻字体験ワークショップを開きました。板に文字を彫るのです。講師は刻字家の薄田東仙先生と息子の龍元さん。参加者は2日間で28人。

まず、自分の好きな彫りたい漢字を紙に筆で書きます。チャコペーパーをセラミック板にのせ、その上に漢字を書いた紙をあて、輪郭をなぞります。すると、セラミック板に文字の輪郭がチャコペーパーによって白く転写されます。簡単に言えばその線の内側を彫刻刀で彫っていくわけです。

セラミック板は、薄田先生があらかじめ赤や黒、緑、黄色と鮮やかな色を塗っておいたもので、彫ると、その鮮やかな色をバックに白い文字が現れるというわけです。

風、山、光、心・・・思い思いの字が思い思いの書体で刻まれ、すてきな作品になりました。彫刻刀を持ったのは子供のころ以来という参加者もいて、「楽しかった」の声があちこちで聞かれました。

作品は3月26日まで、記念館のギャラリーに展示しています。一方、展示室では「會津八一と刻字」展を開催中です。ぜひ見に来てください。

★オリジナルグッズを追加!

学規を表紙にデザインした一筆箋を新たに作りました。白地に黒い墨文字がすっきりした印象を与えます。中の罫線は、淡い墨で引いたようになっています。学規の丁寧な解説付きです。静かな人気を呼んでいます。

ほかにアップしたのは、以前から販売しているものですが、クリアファイル3種と、絵はがきは8枚セットと1枚の2種です。クリアファイルは、1つは奈良・中宮寺の、やさしくほほえむ菩薩半跏像。もう1つは、夕焼けの中でシルエットになった法隆寺五重塔です。ともに八一自筆の奈良歌があしらわれています。学規の文字だけのものもあります。

絵はがきセットは、八一自詠の歌に自らの絵を添えたものや、寺や仏像を歌を組み合わせたものなど8枚入りです。大和路への郷愁を誘います。1枚ものはずばり「学規四則」です。

グッズコーナーをご覧のうえ、お求めは會津八一記念館へ。

 

PAGETOP
Copyright © 新潟市會津八一記念館 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.