12月17日、「會津八一の歌を映す」第6回秋艸道人賞写真コンテストの審査発表が行われました。大賞の秋艸道人賞は小柳直人さんの「春日野に おし照る月の ほがらかに 秋の夕べと なりにけるかも」を映した作品に決定しました。入賞入選作品は12月22日(土)より、會津八一記念館で開催する冬季企画展「會津八一と心の友」内で展示されます。また、入賞作品は胎内市、奈良市、東京都内での巡回展示も予定しております。
入賞作品一覧(敬称略)
【秋艸道人賞】
小柳 直人(オヤナギ ナオト) 新潟県三条市
「春日野に おし照る月の ほがらかに 秋の夕べと なりにけるかも」
【早稲田大学會津八一記念博物館賞】
倉島 紀彦(クラシマ ノリヒコ) 新潟県新発田市
「ビルバクシャ 眉ねよせたる まなざしを まなこにみつつ 秋の野をゆく」
【新潟市長賞】
内海 美希(ウツミ ミキ) 埼玉県吉川市
「観音の 白き額に 瓔珞の 影動かして 風わたる見ゆ」
【胎内市長賞】
柳瀬 真(ヤナセ シン) 新潟市西区
「都辺を のがれ来たれば ねもごろに 潮うち寄する ふる里の浜」
【新潟日報社賞】
新飯田 茂雄(ニイダ シゲオ) 新潟県三条市
「都辺を のがれ来たれば ねもごろに 潮うち寄する ふる里の浜」
【BSN新潟放送賞】
村上 義廣(ムラカミ ヨシヒロ) 奈良市
「みほとけの あごとひぢとに 尼寺の 朝の光の ともしきろかも」
入選者一覧
糸井洋(京都府宮津市)、内海美希(埼玉県吉川市)、大滝登(新潟市西区)、大橋一廣(新潟市秋葉区)、小野寺悌三(新潟県燕市)、小野吉行(兵庫県神戸市)、風間憲文(新潟県胎内市)、加藤喜次郎(福島市)、小林一美(新潟市東区)、佐藤守(新潟市西区)、柴田紀美子(奈良県生駒市)、柴田元成(奈良県生駒市)、清水満(奈良市)、高橋ノリユキ(新潟市北区)、竹川義之(埼玉県川越市)、田中剛(埼玉県入間市 2点入選)、中村豊美子(新潟市西区)、新飯田茂雄(新潟県三条市)、本間一人(新潟市江南区)、前山貞男(新潟市西区)、松山幸弘(福井市)、伺平尚武(京都府京田辺市)、茂木和子(神奈川県大和市)
〔敬称略 五十音順〕