新潟市 會津八一記念館
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[速報]秋艸道人賞に髙澤和也さん(新潟県新発田市)

第14回「會津八一の歌を映す」秋艸道人賞写真コンテストは、
16都府県から107人165点の応募があり、審査の結果、
最高賞の秋艸道人賞には新潟県新発田市の高澤和也さんの作品が選ばれました。
入賞・入選作品展は12月22日から3月28日まで、會津八一記念館で開かれます。
その他入賞者
=沢戢三さん(奈良県)、佐久間光夫さん(新発田市)、内山義昭さん、大橋一廣さん、和田広次さん、藤井則子さん=以上新潟市。

講演会「會津八一研究50年」

11月17日午後2時~3時半、
日報ホールで講演会「會津八一研究50年」を開きます。
講師は文芸評論家若月忠信さん。
研究の過程で出会った人、集めた八一のエピソードなどを紹介する予定です。

定員90人、聴講料500円。
往復はがきに「若月講演会希望」と書いて申し込んでください。
返信はがきが聴講券になります。
950-0088 
新潟市中央区万代3の1の1 メディアシップ内
會津八一記念館へ

再現!2019年八一祭トークイベント「會津八一を語る」

全国松村雄基ファンの皆さま、會津八一のファンの皆さま!

7月31日から昨年の八一祭(會津八一の誕生日8月1日)のトークイベント「松村雄基 會津八一の人と書を語る」の映像を公開を始めました。

100分ほどのものを80分程度に縮め、大まかな内容で4つに分けました(音声が聞き取りにくいのはご容赦ください)。新潟大学の角田勝久先生との軽妙なやりとりから松村雄基さんの書家としての一面が分かり、會津八一から学んだものを舞台に生かそうとする姿勢が伝わってきます。公開は9月末までです。

ご覧になった感想を手紙(950-0088新潟市万代3の1の1メディアシップ内)かメール(info@aizuyaichi.or.jp)で寄せください。もれなく八一の学規のひとつ「ふかくこの生を愛すべし」の文字の入ったボールペンを差し上げます。

松村雄基「會津八一を語る」をもう一度(再現20190801)

全国松村雄基ファンの皆さま、會津八一のファンの皆さま!

昨年の八一祭(會津八一の誕生日8月1日)のトークイベント「松村雄基 會津八一の人と書を語る」の映像を7月31日から公開します。

今年、第2弾を目指して準備に入ったのですが、コロナウイルスの感染が起きたことから見送ることにしました(残念!)

その代わり、昨年の様子をこのホームページでごらんいただくことにしました。

100分ほどのものを80分程度に縮め、大まかな内容で4つに分けました(音声が聞き取りにくいのはご容赦ください)。

期間は9月いっぱいです。

新潟大学の角田勝久先生との軽妙なやりとりから松村雄基さんの書家としての一面が分かり、會津八一から学んだものを舞台に生かそうとする姿勢が伝わってきます。

来年はウイルス騒ぎ収まり開催できたらと、ただただそのことを祈るばかりです。

「會津八一と酒」展お楽しみ企画

本日4日から新春企画展「會津八一と酒」が開幕いたしました。
今月13日までの期間中、有料でご入館いただいた方に、
新春お楽しみくじ引きで、素敵な賞品がもれなく150本当たります。
なくなり次第、終了となります。
また、今月15日から3月29日までの会期中、本展覧会でご協力いただいている
新潟県内の酒造会社の銘酒を抽選でプレゼントいたします。こちらも、有料で入館した方が
対象となります。ふるってご来館ください。

俳優・松村雄基氏が八一祭に出演されました

 會津八一記念館では、八一の誕生日8月1日を記念した八一祭に、俳優の松村雄基さん(55)を招いて、八一の書を研究する新潟大准教授の角田勝久先生と「八一の書と人」を語ってもらうトークイベントを開催しました。(会場:新潟市中央区万代の日報ホール)。内容の要旨は機関誌「秋艸」48号に掲載しています。
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 松村さんは、1984年放送の「スクール☆ウオーズ」の不良少年役で注目を浴びて以降、TVドラマ、映画、舞台、音楽ライブなど、八面六臂の活躍をしています。一方で、30歳の時から始めた書道では、東京書作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど、書家としての一面を持っています。
 松村さんが八一の書に関心を持ったのは、尊敬する書家の大渓洗耳氏の影響です。大渓氏から「八一の書はすばらしい」「一度は実物を目にした方がいい」と、もっぱら八一のことを聞かされ、いつかは見たいと思っていたそうです。
 それがかなったのが昨年10月、新潟市民芸術文化会館で上演されたミュージカル「シャンポーの森で眠る」の公演で新潟市を訪れていたときです。あす初日を迎えるという日に当館を訪問し、初めて八一の直筆を目にしました。偶然、角田先生がおられたことで八一の書について歓談し、それが縁で今回の対談が実現しました。

拓本体験ができます

当館では、石板や木板に彫られた會津八一の歌や書3点を
廊下ギャラリーにご用意いたしました。
来館記念にどうぞお好きな書の刻字を選んで採拓して下さい。
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心の合った者の交わす言葉は蘭のようにかぐわしい

會津八一記念館は7月14日、會津八一記念館で開催中の「芝蘭の交わり~八一と麻青の書画」を記念して文芸講演会「北方の人會津八一 麻青あて書簡をよむ」を開きました(会場:新潟市中央区万代の日報ホール)。講師の和泉久子先生(鶴見大学名誉教授)が、麻青宛て手紙の中の八一の作品などをもとに、新潟に根差した文学活動を展開した二人について語り、約80人が耳を傾けました。

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和泉先生は文学と風土の関係について「人間存在の基盤になるものであり、人間の特性を形作るもの」と定義し、「地方の心が培われて、それを新潟の風景を表すのは人間として当然のこと。越後の風土から感じたもの、風土それ自体を詠みこむということ」だとして上で、八一の《青貝のふばこの文や夜半の月》や《門をゆくひと物いわぬ深雪かな》を例に挙げました。麻青も《荒海のうろくづはみて吹き狂ふ吹雪に育つ北つ人かも》と新潟の風景を詠んでいます。 

「芝蘭の交わり~八一と麻青の書画」展では、八一と麻青が期せずして同じ言葉を揮毫したその作品も見どころの一つです。《同心之言其臭如蘭》です。これは「心の合った者の交わす言葉は蘭のようにかぐわしい」という意味です。このことについて和泉先生は「二人に通じた心があったのではないか。学問芸術は大切にしなければならない。この大枠で確認した。人間の尊厳を確立するものだという考えを持っていた」との解釈を示し、「《同心之言其臭如蘭》の中の「同心」とは審美眼、美への感覚、美的判断。同じ審美眼を共有することではないか」と、心を通わせた二人の関係について述べました。

八一と麻青の友情を語る~7月14日 文芸講演会のお知らせ~

講演会「北方の人 會津八一 -式場麻青あて書簡をよむ-」

会津八一記念館で7月11日から始まる「芝蘭の交わり ~八一と麻青の書画~」展の関連イベントとして、文芸講演会を開催します。

日時:7月14日午後2時~3時半、
会場:新潟日報メディアシップ2階、日報ホール(新潟市中央区万代3-1-1)
講師:和泉久子氏(鶴見大学名誉教授・専門は日本近代詩歌)
聴講料:500円
内容:新潟県五泉市出身の歌人式場麻青(八一の中学時代の後輩)と八一の交流をはじめ、二人が関わった明治、大正時代の
   新潟の文芸に関する啓発活動についても講演してもらいます。

聴講ご希望の方は、往復はがきに住所、氏名、電話番号をお書きのうえ、會津八一記念館へお申込み下さい。1通に1名様までのご応募といたします。

雲の上を歩くような書ー杭迫柏樹先生講演

 5月25日、企画展「書人會津八一 その制作の現場」(7月2日まで會津八一記念館)を記念し、メディアシップ2階の日報ホール(新潟市中央区万代)で、書家で日展会員の杭迫柏樹先生から講演していただきました。題して「書家から見た會津八一の魅力」。

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杭迫先生は「力の弱い薬指と小指をどう使うか、書家が一生かけて追究する」と前置きし、八一が筆を持って紙に向かっている写真を見ながら、八一は「薬指と小指をまっすぐに伸ばして筆を持ち、体全体の力を筆に集中させている」、と分析しました。
 八一の書は「実に雄大。空に向かって練習したのではないか。雲の上を歩くような書だ。頑固一徹、厳しい人が作る線が柔らかなのが不思議だ」と、その魅力を語りました。
 さらに「素晴らしい才能を持った人は素晴らしい花を咲かす。ただ、その花をまねる人がいるが、花だけまねたのではだめだ」といい、「花を咲かすには根があり幹があり枝があるのだから、そこを学ばねばならない」と強調。「八一が何を学んだかを学べ」と、結果だけを見てまねることを戒め、「学ぶこと」について示唆に富んだ話をされました。100人余りの聴衆が熱心に耳を傾けました。

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