新潟市 會津八一記念館

お知らせ・企画展

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ツアー募集‥‥八一の書に触れ、新潟の寿司を味わう(終了しました)

 9月29日、「會津八一 書の逸品」展の観覧と新潟の寿司をセットにしたツアーが企画されています。新潟で開かれる国民文化祭を記念した催しです。記念館の隣にあるにいがた文化の記憶館「病とたたかう 近代医学と新潟県人」展の観覧も組み込まれています。問い合わせ・申し込みは近畿日本ツーリスト、025(241)6161

松村雄基サイン入り絵葉書をお分けします

8月1日のトークイベントにおいでになれなかった松村雄基ファンの皆様へ。松村さんのサイン入り「記念館絵はがき」を410円(82円切手5枚)でお分けします。ただし16名限定です。記念館宛てのメールinfo@aizuyaichi.or.jpでお申し込みください。8月31日締め切りです。当選者には当館からメールでお知らせしますので代金(切手)をお送りください。
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八一と親族との往来書簡集「雁魚來往<七>」を刊行しました

 平成25年から毎年、會津八一と交流のあった文化人をはじめゆかりの人たちとの往来書簡を解読して刊行している書簡集です。
 第7号は、八一と「八一の両親と兄會津友一一家」及び「妹・櫻井庸と政隆一家」との往復書簡を時系列で並べて収録しています。
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 この号では、親族にしか見せない八一の普段の素顔を、手紙を通してうかがい知ることができます。また、今回は107㌻のうち42㌻が図版にあてられており、八一の若い頃から晩年に至るまでの筆跡をたどれます。
 当記念館のみの販売です。1冊2,160円(税込)。ご希望の方は当館までご注文ください。

県在住の書家による展覧会タイトル

当館ではこの春から、県内在住の書家の揮毫による
展覧会タイトルを展示室前に掲示しています。
今回の「會津八一 書の逸品」(7/2~9/29)の後半を揮毫したのは
菅井柳翠先生(新潟県書道協会参事)です。
展覧会の都度、会期の前半と後半で揮毫者が変わるリレー方式です。
どうぞ、個性あふれる書家の題字をご堪能下さい。
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俳優・松村雄基氏が八一祭に出演されました

 會津八一記念館では、八一の誕生日8月1日を記念した八一祭に、俳優の松村雄基さん(55)を招いて、八一の書を研究する新潟大准教授の角田勝久先生と「八一の書と人」を語ってもらうトークイベントを開催しました。(会場:新潟市中央区万代の日報ホール)。内容の要旨は機関誌「秋艸」48号に掲載しています。
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 松村さんは、1984年放送の「スクール☆ウオーズ」の不良少年役で注目を浴びて以降、TVドラマ、映画、舞台、音楽ライブなど、八面六臂の活躍をしています。一方で、30歳の時から始めた書道では、東京書作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど、書家としての一面を持っています。
 松村さんが八一の書に関心を持ったのは、尊敬する書家の大渓洗耳氏の影響です。大渓氏から「八一の書はすばらしい」「一度は実物を目にした方がいい」と、もっぱら八一のことを聞かされ、いつかは見たいと思っていたそうです。
 それがかなったのが昨年10月、新潟市民芸術文化会館で上演されたミュージカル「シャンポーの森で眠る」の公演で新潟市を訪れていたときです。あす初日を迎えるという日に当館を訪問し、初めて八一の直筆を目にしました。偶然、角田先生がおられたことで八一の書について歓談し、それが縁で今回の対談が実現しました。

拓本体験ができます

当館では、石板や木板に彫られた會津八一の歌や書3点を
廊下ギャラリーにご用意いたしました。
来館記念にどうぞお好きな書の刻字を選んで採拓して下さい。
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會津八一「書の逸品」

〝令和〟最初の夏季企画展

會津八一(1881~1956)は、万葉調の歌人、個性豊かな書家、実物と文献の両方を重んじた東洋美術史学者、情熱の教育者とさまざまな顔をもつ文人として多方面にわたる業績を残しました。このような八一の多面的な生き方は、彼が晩年まで追求し続けた書芸にも表れています。八一の場合、歌や学問が独特の書体と融合することにより、学識の深さや人格がその書ににじみ出ているという点で、特筆されます。

 この9月、新潟県で第34回国民文化祭と第19回全国障害者芸術・文化祭が開催されます。本展覧会はそれらにちなみ、新潟の文化人を代表する八一の、数ある作品の中から選りすぐりの墨蹟を紹介します。

 新潟市長室にある《聴無聲》の複製、BSN新潟放送所蔵の《溪山深秀》、長野県の桜井甘精堂所蔵の八一の説教状《與奥田勝書》などがその一例です。ほかに、八一が大和路の古仏や風物を詠じ、ひらがなで揮毫した墨書と、やはり古都の風景や仏像を撮り続けた写真家入江泰 の作品をコラボレートして紹介するコーナーも設けます。また「飛鳥園」の創業者・小川晴暘の仏像写真も出陳します。さらに、昭和天皇が新潟へ巡幸したときに八一が詠じた短歌や歌会始めの召人として詠じた短歌の墨蹟も展示いたします。

奈良の八一

演題 近代短歌における八一の奈良歌を語る
「奈良の八一」
講師 村尾誠一氏(東京外国語大学大学院教授)
日時 令和元年7月11日(木) 午後2時〜3時30分予定
会場 新潟日報メディアシップ 2階 日報ホール
定員 150名
参加費 500円

すがすがしさと優しさ

演題 「すがすがしさと優しさ」
俳優・松村雄基氏 八一の書と人を語る
聞き手 角田勝久氏(新潟大学准教授)
日時 令和元年8月1日(木) 午後2時〜3時30分予定
会場 新潟日報メディアシップ 2階 日報ホール
定員 150名
参加費 500円

※往復はがきで希望イベント名、住所、氏名、電話番号を記入し、會津八一記念館までお送りください。定員に達し次第締め切ります。
※1通につき1イベント、1名様のご応募といたします。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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第13回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第13回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。
八一の歌は、古代への憧憬にとどまりません。四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌も数多くあります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。

八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。

このコンテストもついに第13回を迎え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。プロやアマチュアを問いません。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。
おもて

うら

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天才 山田正平の宇宙

不世出の文人篆刻家

山田正平(1899〜1962)は新潟市出身の篆刻家です。篆刻とは石や木などの材料に文字を刻して印章を作成することで、古くから詩・書・画と共に文人がたしなむ芸術の一つとされてきました。そして、その仕事は「方寸(※約3㎝四方)の世界に宇宙を宿す」とも称されます。

 正平は14歳のころ、會津八一に刻印の才能を見込まれ、印の制作を依頼されたことから知遇を得ました。八一は正平を「天才」と絶賛し、友人たちに印の購入を勧め、自身も多くの印を依頼しています。また、正平が当時の日本篆刻界の第一人者だった山田寒山の養嗣子になる際にも尽力したといいます。このような八一の応援もあり、正平は大成し、豪放磊落な独自の篆刻の世界を創出しました。そして、正平の印は、八一だけでなく小川芋銭、堀口大學、棟方志功、中川一政ら多くの文士・書家・芸術家たちにも愛されました。

 正平は、篆刻以外にも書画や刻字などでもその才を発揮し、文人らしい数々の名品を残しています。また、晩年は日展審査員や東京学芸大学講師になるなど、後進の育成にも取り組みました。
 本展では、正平の篆刻や書画・刻字、八一との親交を示す作品資料を中心に、新潟県内に残る作品などにも焦点を当てて紹介します。

山田正平の魅力

演題 山田正平の魅力
講師 富田淳氏(東京国立博物館学芸企画部長)
日時 2019年5月31日(金) 14時~15時30分(予定)
会場 新潟日報メディアシップ 2階 日報ホール
定員 100名
参加費 500円

※往復はがきで希望イベント名、住所、氏名、電話番号を記入し、會津八一記念館までお送りください。定員に達し次第締め切ります。
※1通につき1イベント、1名様のご応募といたします。

企画展チラシ

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チラシ表

チラシ裏

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「八一を知る 八一がわかる」展 あと2日 

R0005979開催中の企画展「八一を知る 八一がわかる」も残りあと23日(土)、24日(日)(22日は休館)で終了となります。八一の全体像を知る良い機会です。また、映像ルームには、満開の旭山桜の鉢植えもあり、いまが見ごろです。新潟県の桜予想は来月上旬とのことですが、記念館では一足はやく春が感じられます。どうぞ、展覧会と同様、桜もお見逃しのないようご覧ください。

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