新潟市 會津八一記念館
お知らせ・企画展

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英文解説書ーThe Life and Works of Aizu Yaichi

會津八一記念館は、會津八一の生涯とその作品・業績について、
英文解説書を用意しています。
A4版77ページで、前半が英文、後半がその日本語訳となっています。

英文

執筆は會津八一記念館の神林恒道館長、大阪教育大の萱のり子教授(現・東京学芸大教授)、
UCLAのマイケル・マルラ教授、會津八一記念館の喜嶋奈津代学芸員の4人です。

「會津八一の『美学』」(神林館長)、「『生きもの』としての奈良歌の書」(萱教授)、
「會津八一の奈良歌について」(マルラ教授)、「會津八一の生涯」(喜嶋学芸員)からなり、
八一の書作品をはじめとする図版も39枚掲載しています。

英語圏の人たちに會津八一を知ってもらうには最適の解説書です。
會津八一研究にお役に立てください。810円(税込み)。

「無」の境地で常に「精進」、そして「反省」を忘れず

會津八一が揮毫した「無」「精進」「反省」の文字もくっきり、
3枚の扇面が絵はがきになりました。オリジナルグッズのページをご覧ください。

會津八一記念館の絵はがきは、「学規」(1枚)と、8枚セットの「観仏三昧」だけでしたが、
このたび、新たなセットを発売しました。

「反省」と「精進」の二つは、八一が早稲田大学教授時代(53歳)のときのもので、
甥の泰三(13歳)に書いて贈りました。教育者のまなざしが感じられます。

「無」は、若いころから老子の「道徳経」に親しんでいた八一が、よく作品にしたためました。
横画3本と縦画4本によって生まれる6つの四角形の形が、書くたびに変化するのを八一は
興味深く感じていました。下の写真が3枚のうちの「無」です。

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さて、今の心境にぴったりの1枚(言葉)を選んで、
友人や遠く離れた家族に近況を知らせてみませんか。

八一と出版社関係との往来書簡集 「雁魚來往<五>」を刊行しました

 平成25年から毎年會津八一と交流のあった文化人との往来書簡を解読して刊行している書簡集です。 
 第5号は、八一と関わりのあった出版社関係として、八一の歌集『山光集』を刊行した養徳社、書画集『遊神帖』の四季書房、『會津八一全歌集』の中央公論社の編集者との間でやりとりされた書簡を時系列に並べて収録しております。
 四季書房宛に、その不誠実をとがめた八一の葉書は、いったん書いた文面の行間に、今度はインクの色を変えて葉書を逆さまにして文字を綴った跡があります。
 当記念館のみの販売です。1冊2、160円(税込)。ご希望の方は当館までご注文下さい。
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「芝蘭の交わり」展 今日24日で最終日

現在開催中の企画展「芝蘭の交わり」が本日24日で最終日となります。まだ、展示をご覧になられていない方は、お見逃しなく!また、会場内には、展示作品に関するクイズを設けております。解答した方には、會津八一の書入りの特製はがきを3種類の中から1種類を選んでいただき差し上げています。ぜひチャレンジしてみてください。
なお、24日は午前11時から作品解説会を当記念館展示室で行ないます。

【終了しました】軽やかに生きる…大徳寺の泉田玉堂師が講演します

會津八一の誕生日の8月1日(火)午後2時から、新潟市中央区万代の日報ホールで、京都大徳寺の泉田玉堂老師(田上町出身、京都大徳寺松源院住持)が講演します。演題は「日々新面目あるべし」

泉田老師は6月、「軽やかに生きる」と題した本を出版されました。数多い禅語の中から108の言葉を取り上げ、その意味とともに私たちはどう生きるべきかを日々の生活に結び付け、語りかけるようにやさしい言葉でつづっています。

講演では禅と會津八一の生き方、作品などを取り上げて話してくださる予定です。

なにやら閉塞感漂う昨今ですが、泉田老師のお話を聞き、「軽やかに生きる」ヒントを得たいものです。

「日々新面目あるべし」は會津八一が早稲田大学の教員時代、教え子の学生に書いて贈った「学規」4則のうちの4番目の言葉でもあります。「日々怠ることなく努力を重ね新しい自分を創りだしていこう。人間の生は躍動してやまないものだ」という意味です。学規は、学問芸術を学ぶときの心構えとしたものであり、八一自らの生活信条にもなっていました。

聴講希望の方は往復はがきでお申し込みください。返信はがきを聴講券としてをお送りします。
宛先は〒950-0088 新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館  025(282)7612

多数のお申し込みをお待ちしております。

ほのぼのとした絵が楽しい-絵本「大仏くらべ」発売中

會津八一が奈良の大仏さまを詠んだ歌「おほらかに もろてのゆびを ひらかせて おほきほとけは あまたらしたり」をモチーフにした創作狂言「大仏くらべ」が絵本になりました。
狂言は今から650年くらい前の室町時代に生まれた日本で一番古い芝居です。

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-鎌倉の男が奈良を訪れ、奈良の男と互いの地の大仏さまのすごさを自慢し合いますが、そのうちに・・・、さてその結末は-。

鎌倉にお住いの大江隆子さん作のお話で、松田大児さんのほんわかとしたタッチの絵は見ているだけで心なごみます。狂言独特のせりふがそのまま使われていますが、難しくはありません。

お子さんを、お孫さんを膝にのせて、鎌倉人(かまくらびと)と奈良人(ならびと)のこっけいなやりとりを楽しんでみませんか。

會津八一記念館の神林恒道館長が、會津八一とその歌について一文を寄せています。

販売は會津八一記念館と奈良の東大寺、そして鎌倉の高徳院、この3か所限定です。
ぜひ1冊、いかが。税別で1800円。025(282)7612會津八一記念館へ。

賢者同士の交流~次回企画展のお知らせ~

企画展 新収蔵・式場麻青コレクション「芝蘭(しらん)の交わり ~八一と麻青の書画~」

 現在、好評開催中の企画展「書人會津八一 その制作現場」が7月2日で終了いたします。まだ、ご覧になっていない方はぜひご来場ください。
 7月11日からは、企画展「新収蔵・式場麻青コレクション「芝蘭(しらん)の交わり ~八一と麻青の書画~」がスタートします。八一の旧制新潟中学の後輩で、歌人・国文学者の式場麻青の遺族から寄贈された麻青旧蔵品のお披露目展です。八一と麻青の墨蹟や原稿、書簡など約80点を紹介。また麻青の甥の式場隆三郎が支援した山下清の「長岡花火」(シルクスクリーン)も展示します。ぜひご期待下さい。

八一の書をいつも身近に-自詠自筆の句を扇子に

記念館のオリジナル商品にまた新しい仲間が加わりました。扇子です。
 来館者の皆さんから「こんなものがほしい」と寄せられた中で「扇子」は要望の多かった一つです。
そこで會津八一の自詠自筆の句をあしらった扇子を2つ作りました。

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一つは「ぬかみその むらさきさめて けさのあき」(右)、もう一つは「ふる庭の 牡丹にまつの あらしかな」(左)です。
「ぬかみその-」は、立秋の日の朝、食卓に出た糠漬けのナスの紫色の鮮やかなことに覚えた感動を、また「ふる庭の-」は、古い庭に咲く牡丹の花が、松の梢を揺らす風のせいで大きく揺れているさまを「嵐のよう」と、それぞれ詠んだものです。
 會津八一は草花を愛しました。どちらの句にも対象を鋭く観察する八一の眼が感じられます。
1本1000円(税別)。発売を記念して8月1日の八一の誕生日までは特価(1本750円=税60円)で販売いたします。2種セットでお買い求めの場合は1600円(1482円+税)です。025(282)7612、會津八一記念館へ。

「新潟うまさぎっしりスタンプラリー」のお知らせ

■お知らせ

新潟うまさぎっしりスタンプラリーのスタンプを窓口そばに置きました。

スタンプラリーブックについている共通クーポン券を使えば、

大人の入館料500円が400円になります。

企画展「書人會津八一 その制作の現場」を開催中ですので見にきてください。

第11回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第11回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。
八一の歌は、古代への憧憬にとどまりません。四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌も数多くあります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。

八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。

このコンテストもついに第11回を迎え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。プロやアマチュアを問いません。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。
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