新潟市 會津八一記念館
お知らせ・企画展

お知らせ

Share on Facebook
Pocket

待望の八一歌碑パンフ~奈良・京都編~を刊行しました

歌碑パンフ 會津八一の歌碑と梵鐘は、全国に51基(活字の歌碑を含む)あります。このなかで一番多いのは、八一が酷愛した奈良県で20基です。今回、当記念館ではこの20基と、昨年、京都では初めて東寺に建立した1基を紹介するパンフレットを刊行しました。                                  歌碑の写真とそこに刻まれた短歌の解説のほか、八一のエッセー、奈良に遊ぶ八一のスナップを収めました。碑の位置を示すマップが歌碑巡りのお役に立つでしょう。A5判48㌻とお手軽なサイズです。これからの旅行シーズンに旅のお供としていかがでしょうか。1部300円(税込み)、当記念館のみで販売中です。ご希望の方は、☎025(282)7612まで。

 

 

 

2月24日は無料で入館できます

2月24日は、天皇陛下御在位30年を記念する慶祝事業の一環として
入館料が無料となります。
当記念館では企画展「八一を知る 八一がわかる」を開催中です。
この展覧会は、會津八一そのものに焦点を当てた企画です。
<書><歌><東洋美術><教育>のテーマに分けて八一の書画作品や資料を展示し、
八一のマルチな業績と生涯をわかりやすく紹介しています。
八一の最高傑作«李白詩12幅»をはじめ、良寛書«あめや看板»など、
めったに見ることのできない作品を展示しています。
お見逃しのないよう、ご来館をお待ちしております。

第12回写真コンテスト入賞者発表

2018年11月27日、「會津八一の歌を映す」第12回秋艸道人賞写真コンテストの審査が行われました。入賞作品は、12月20日から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「會津八一がわかる」で併設展示する他、2019年春以降に中村屋サロン美術館(東京都)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県斑鳩町)、高松市市民活動センター(香川県)、高田ふれあい交流館(新潟県)、胎内市産業文化会館(新潟県)などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】

2018絵画01
星正一(ホシショウイチ)
加茂市 66歳
「わが友よ よき文綴れ ふるさとの 水田の畔に 読む人のため」

【新潟市長賞】


鷲津宣夫(ワシヅノブオ)
新潟市東区 70歳
「溝川の 底のをどみに 白妙の もののかたちの 見ゆるかなしさ」

【胎内市長賞】


斉藤登(サイトウノボル)
新潟市北区 71歳
「みとらしの 蓮に残る 褪せ色の 緑な吹きそ 木枯らしの風」

【新潟日報社賞】


青木保(アオキタモツ)
埼玉県所沢市 69歳
「毘沙門の 古し衣の 裾のうらに 紅もゆる 宝相華かな」

【BSN賞】


中野金吾(ナカノキンゴ)
新潟市中央区 65歳
「月よみの 影はふたたび 満つれども 旅なるわれは 知る人もなし」

【八栗寺わたつみ賞】


永本啓子(ナガモトケイコ)
奈良市 62歳
「なべて世は 寂しきものぞ 草まくら 旅にありとも 何か嘆かむ」

【審査員特別賞】


風間憲文(カザマノリフミ)
胎内市 66歳
「ひとり来て 悲しむ寺の 白壁に 汽車の響きの ゆきかへりつつ」

入選者一覧

安澤一洋(新潟市西蒲区)、石森文夫(福島県いわき市)、糸井洋(京都府宮津市)、小形俊幸(新発田市)、川口里枝(新潟市北区)、栗原昭作(新潟市江南区)、湖山昌男(奈良市)、佐久間光夫(新発田市)、澤戢三(奈良県生駒郡)、関塚一彦(五泉市)、髙澤和也(新発田市大栄町)、髙橋ノリユキ(新潟市北区)、竹田捷幸(上越市)、田村勲(新潟市中央区)、外山満(新潟県西蒲原郡弥彦村)、中村豊美子(新潟市西区)二瓶純緒(新潟市江南区)、古田敏春(新発田市)、星野眞由美(新潟市西区)、増田邦彦(香川県仲多度郡)山口晴久(大阪府池田市)、渡邉隆(新潟市西区)、和田均(小千谷市)〔敬称略 五十音順〕

會津八一作品鑑定のご案内

11月18日(日)に會津八一作品の鑑定会を開催します。鑑定会は、八一の著作権継承者であった当記念館が、作品の信頼と信用を高めるため毎年行っているもので、春と秋の2回実施します。自宅に八一の書と思われる作品があり、その鑑定を希望される方は、要項(PDF)をご覧のうえ、お申し込みください。
30.11月鑑定会案内

作品鑑定申込書

中村屋のようかんとカリーもご堪能を

現在、好評開催中の特別展「中村屋サロンと會津八一」が最終日(9月2日)まで
残りあと2日となりました。新潟で中村屋サロンメンバーの秀作を見る機会は
めったにありません。ぜひご覧においでください。

当館では、會津八一書の「小倉羊羹」と「ねり羊羹」の文字をパッケージにあしらった
中村屋の小型ようかんを会期中販売しています。普段は東京本店でしかない商品です。
中村屋のレトルトカリーも併せて販売していますので、ぜひ、展覧会とともに
中村屋の味も堪能してみて下さい。

「中村屋サロンと會津八一」展 あとわずか

現在開催中の「中村屋サロンと會津八一」も9月2日で終了となります。
まだ、展覧会をご覧になっていない方は、お見逃しのないようおいで下さい。
本展示には、中村屋サロンメンバーの一人、彫刻家中原悌二郎の《若きカフカス人》の
ブロンズが出品されています。
これまでは、顔の正面しか見えない展示でしたが、
現在、肖像の裏、つまり後頭部も見えるようにいたしました。
後頭部がどのようになっているでしょうか?
興味関心のある方はこの機会にぜひご覧ください。

第12回秋艸道人賞・写真コンテスト開催

會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第12回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。
八一の歌は、古代への憧憬にとどまりません。四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌も数多くあります。

この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。

八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。

このコンテストもついに第12回を迎え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。プロやアマチュアを問いません。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。

以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。
おもて

うら

bnr_pdf

第11回写真コンテスト入賞者発表

2017年12月7日、「會津八一の歌を映す」第11回秋艸道人賞写真コンテストの審査が行われました。入賞作品は、12月22日から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「會津八一と吉野秀雄~師として弟子として~」で併設展示する他、新宿中村屋サロン美術館(東京)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県斑鳩町)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】

2017絵画01
高橋ジュン(タカハシジュン)
新潟市江南区 73歳
「天地に われひとりいて 立つごとき このさびしさを きみはほほ笑む」

【新潟市長賞】


佐久間光夫(サクマミツオ)
新発田市 73歳
「薄れゆく 壁絵のほとけ もろともに わが玉の緒の 絶えぬともよし」

【胎内市長賞】


井川康徳(イガワヤスノリ)
胎内市 73歳
「みとらしの 蓮に残る 褪せ色の 緑な吹きそ 木枯らしの風」

【新潟日報社賞】


渡辺征二郎(ワタナベセイジロウ)
奈良市 78歳
「大和路の 瑠璃のみ空に たつ雲は いずれの寺の 上にかもあらん」

【BSN賞】


横井良人(ヨコイヨシト)
村上市 65歳
「藤原の 大き后を 現し身に 相見るごとく 赤きくちびる」

【審査員特別賞】


髙橋ノリユキ(タカハシノリユキ)
新潟市北区 48歳
「ビルバクシャ 眉ねよせたる まなざしを まなこに見つつ 秋の野をゆく」

入選者一覧

相田保(三条市)、安澤一洋(新潟市西蒲区)、内山義昭(新潟市中央区)、小野寺悌三(燕市)、河内美加(胎内市)、澤戢三(奈良県生駒郡)、城真由美(京都府向日市)、髙野栄子(五泉市)、外石富男(加茂市)、冨樫辰郎(新発田市)、外山満(新潟県西蒲原郡弥彦村)、中野金吾(新潟市中央区)、中林重英(新発田市)、藤江松男(島根県出雲市)、古田敏春(新発田市)、星正一(加茂市)、増田将洋(新潟市中央区)、松木早苗(新潟市中央区)、松山幸弘(福井市)、皆川功(新潟市東区)、横井良人(村上市)、和田広次(新潟市西区)、和田均(小千谷市)〔敬称略 五十音順〕

英文解説書ーThe Life and Works of Aizu Yaichi

會津八一記念館は、會津八一の生涯とその作品・業績について、
英文解説書を用意しています。
A4版77ページで、前半が英文、後半がその日本語訳となっています。

英文

執筆は會津八一記念館の神林恒道館長、大阪教育大の萱のり子教授(現・東京学芸大教授)、
UCLAのマイケル・マルラ教授、會津八一記念館の喜嶋奈津代学芸員の4人です。

「會津八一の『美学』」(神林館長)、「『生きもの』としての奈良歌の書」(萱教授)、
「會津八一の奈良歌について」(マルラ教授)、「會津八一の生涯」(喜嶋学芸員)からなり、
八一の書作品をはじめとする図版も39枚掲載しています。

英語圏の人たちに會津八一を知ってもらうには最適の解説書です。
會津八一研究にお役に立てください。810円(税込み)。

「無」の境地で常に「精進」、そして「反省」を忘れず

會津八一が揮毫した「無」「精進」「反省」の文字もくっきり、
3枚の扇面が絵はがきになりました。オリジナルグッズのページをご覧ください。

會津八一記念館の絵はがきは、「学規」(1枚)と、8枚セットの「観仏三昧」だけでしたが、
このたび、新たなセットを発売しました。

「反省」と「精進」の二つは、八一が早稲田大学教授時代(53歳)のときのもので、
甥の泰三(13歳)に書いて贈りました。教育者のまなざしが感じられます。

「無」は、若いころから老子の「道徳経」に親しんでいた八一が、よく作品にしたためました。
横画3本と縦画4本によって生まれる6つの四角形の形が、書くたびに変化するのを八一は
興味深く感じていました。下の写真が3枚のうちの「無」です。

R0003342mu (1)
さて、今の心境にぴったりの1枚(言葉)を選んで、
友人や遠く離れた家族に近況を知らせてみませんか。

« 1 7 8 9 10 »
PAGETOP
Copyright © 新潟市會津八一記念館 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.