現在、好評開催中の特別展「中村屋サロンと會津八一」が最終日(9月2日)まで
残りあと2日となりました。新潟で中村屋サロンメンバーの秀作を見る機会は
めったにありません。ぜひご覧においでください。
当館では、會津八一書の「小倉羊羹」と「ねり羊羹」の文字をパッケージにあしらった
中村屋の小型ようかんを会期中販売しています。普段は東京本店でしかない商品です。
中村屋のレトルトカリーも併せて販売していますので、ぜひ、展覧会とともに
中村屋の味も堪能してみて下さい。
現在、好評開催中の特別展「中村屋サロンと會津八一」が最終日(9月2日)まで
残りあと2日となりました。新潟で中村屋サロンメンバーの秀作を見る機会は
めったにありません。ぜひご覧においでください。
当館では、會津八一書の「小倉羊羹」と「ねり羊羹」の文字をパッケージにあしらった
中村屋の小型ようかんを会期中販売しています。普段は東京本店でしかない商品です。
中村屋のレトルトカリーも併せて販売していますので、ぜひ、展覧会とともに
中村屋の味も堪能してみて下さい。
現在開催中の「中村屋サロンと會津八一」も9月2日で終了となります。
まだ、展覧会をご覧になっていない方は、お見逃しのないようおいで下さい。
本展示には、中村屋サロンメンバーの一人、彫刻家中原悌二郎の《若きカフカス人》の
ブロンズが出品されています。
これまでは、顔の正面しか見えない展示でしたが、
現在、肖像の裏、つまり後頭部も見えるようにいたしました。
後頭部がどのようになっているでしょうか?
興味関心のある方はこの機会にぜひご覧ください。
會津八一記念館は、今年度も「會津八一の歌を映す」第12回秋艸道人賞・写真コンテストを開催いたします。
八一の歌は、古代への憧憬にとどまりません。四季おりおりの自然に寄せる想い、戦争への怒りとむなしさ、混乱期に病死した養女への悲歌といった、生身の人間としての感慨を詠じた名歌も数多くあります。
この写真コンテストのねらいは、八一の短歌をただ視覚的になぞるといったものではありません。
八一の短歌のイラストではなく、その歌をモチーフに万人の心に響く心象風景を自在に映像化していただきたいというのが、このコンテストの趣旨です。
このコンテストもついに第12回を迎え、上記の趣旨のご理解が広がりつつあります。プロやアマチュアを問いません。ぜひ独創的な写真を多くお送りいただきたいと思います。
以下のPDFで公募規定をご確認頂き、ふるってご応募ください。
2017年12月7日、「會津八一の歌を映す」第11回秋艸道人賞写真コンテストの審査が行われました。入賞作品は、12月22日から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「會津八一と吉野秀雄~師として弟子として~」で併設展示する他、新宿中村屋サロン美術館(東京)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県斑鳩町)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。
高橋ジュン(タカハシジュン)
新潟市江南区 73歳
「天地に われひとりいて 立つごとき このさびしさを きみはほほ笑む」
佐久間光夫(サクマミツオ)
新発田市 73歳
「薄れゆく 壁絵のほとけ もろともに わが玉の緒の 絶えぬともよし」
井川康徳(イガワヤスノリ)
胎内市 73歳
「みとらしの 蓮に残る 褪せ色の 緑な吹きそ 木枯らしの風」
渡辺征二郎(ワタナベセイジロウ)
奈良市 78歳
「大和路の 瑠璃のみ空に たつ雲は いずれの寺の 上にかもあらん」
横井良人(ヨコイヨシト)
村上市 65歳
「藤原の 大き后を 現し身に 相見るごとく 赤きくちびる」
髙橋ノリユキ(タカハシノリユキ)
新潟市北区 48歳
「ビルバクシャ 眉ねよせたる まなざしを まなこに見つつ 秋の野をゆく」
相田保(三条市)、安澤一洋(新潟市西蒲区)、内山義昭(新潟市中央区)、小野寺悌三(燕市)、河内美加(胎内市)、澤戢三(奈良県生駒郡)、城真由美(京都府向日市)、髙野栄子(五泉市)、外石富男(加茂市)、冨樫辰郎(新発田市)、外山満(新潟県西蒲原郡弥彦村)、中野金吾(新潟市中央区)、中林重英(新発田市)、藤江松男(島根県出雲市)、古田敏春(新発田市)、星正一(加茂市)、増田将洋(新潟市中央区)、松木早苗(新潟市中央区)、松山幸弘(福井市)、皆川功(新潟市東区)、横井良人(村上市)、和田広次(新潟市西区)、和田均(小千谷市)〔敬称略 五十音順〕
會津八一記念館は、會津八一の生涯とその作品・業績について、
英文解説書を用意しています。
A4版77ページで、前半が英文、後半がその日本語訳となっています。
執筆は會津八一記念館の神林恒道館長、大阪教育大の萱のり子教授(現・東京学芸大教授)、
UCLAのマイケル・マルラ教授、會津八一記念館の喜嶋奈津代学芸員の4人です。
「會津八一の『美学』」(神林館長)、「『生きもの』としての奈良歌の書」(萱教授)、
「會津八一の奈良歌について」(マルラ教授)、「會津八一の生涯」(喜嶋学芸員)からなり、
八一の書作品をはじめとする図版も39枚掲載しています。
英語圏の人たちに會津八一を知ってもらうには最適の解説書です。
會津八一研究にお役に立てください。810円(税込み)。
會津八一が揮毫した「無」「精進」「反省」の文字もくっきり、
3枚の扇面が絵はがきになりました。オリジナルグッズのページをご覧ください。
會津八一記念館の絵はがきは、「学規」(1枚)と、8枚セットの「観仏三昧」だけでしたが、
このたび、新たなセットを発売しました。
「反省」と「精進」の二つは、八一が早稲田大学教授時代(53歳)のときのもので、
甥の泰三(13歳)に書いて贈りました。教育者のまなざしが感じられます。
「無」は、若いころから老子の「道徳経」に親しんでいた八一が、よく作品にしたためました。
横画3本と縦画4本によって生まれる6つの四角形の形が、書くたびに変化するのを八一は
興味深く感じていました。下の写真が3枚のうちの「無」です。
さて、今の心境にぴったりの1枚(言葉)を選んで、
友人や遠く離れた家族に近況を知らせてみませんか。
平成25年から毎年會津八一と交流のあった文化人との往来書簡を解読して刊行している書簡集です。
第5号は、八一と関わりのあった出版社関係として、八一の歌集『山光集』を刊行した養徳社、書画集『遊神帖』の四季書房、『會津八一全歌集』の中央公論社の編集者との間でやりとりされた書簡を時系列に並べて収録しております。
四季書房宛に、その不誠実をとがめた八一の葉書は、いったん書いた文面の行間に、今度はインクの色を変えて葉書を逆さまにして文字を綴った跡があります。
当記念館のみの販売です。1冊2、160円(税込)。ご希望の方は当館までご注文下さい。
現在開催中の企画展「芝蘭の交わり」が本日24日で最終日となります。まだ、展示をご覧になられていない方は、お見逃しなく!また、会場内には、展示作品に関するクイズを設けております。解答した方には、會津八一の書入りの特製はがきを3種類の中から1種類を選んでいただき差し上げています。ぜひチャレンジしてみてください。
なお、24日は午前11時から作品解説会を当記念館展示室で行ないます。
會津八一の誕生日の8月1日(火)午後2時から、新潟市中央区万代の日報ホールで、京都大徳寺の泉田玉堂老師(田上町出身、京都大徳寺松源院住持)が講演します。演題は「日々新面目あるべし」
泉田老師は6月、「軽やかに生きる」と題した本を出版されました。数多い禅語の中から108の言葉を取り上げ、その意味とともに私たちはどう生きるべきかを日々の生活に結び付け、語りかけるようにやさしい言葉でつづっています。
講演では禅と會津八一の生き方、作品などを取り上げて話してくださる予定です。
なにやら閉塞感漂う昨今ですが、泉田老師のお話を聞き、「軽やかに生きる」ヒントを得たいものです。
「日々新面目あるべし」は會津八一が早稲田大学の教員時代、教え子の学生に書いて贈った「学規」4則のうちの4番目の言葉でもあります。「日々怠ることなく努力を重ね新しい自分を創りだしていこう。人間の生は躍動してやまないものだ」という意味です。学規は、学問芸術を学ぶときの心構えとしたものであり、八一自らの生活信条にもなっていました。
聴講希望の方は往復はがきでお申し込みください。返信はがきを聴講券としてをお送りします。
宛先は〒950-0088 新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館 025(282)7612
多数のお申し込みをお待ちしております。
會津八一が奈良の大仏さまを詠んだ歌「おほらかに もろてのゆびを ひらかせて おほきほとけは あまたらしたり」をモチーフにした創作狂言「大仏くらべ」が絵本になりました。
狂言は今から650年くらい前の室町時代に生まれた日本で一番古い芝居です。
-鎌倉の男が奈良を訪れ、奈良の男と互いの地の大仏さまのすごさを自慢し合いますが、そのうちに・・・、さてその結末は-。
鎌倉にお住いの大江隆子さん作のお話で、松田大児さんのほんわかとしたタッチの絵は見ているだけで心なごみます。狂言独特のせりふがそのまま使われていますが、難しくはありません。
お子さんを、お孫さんを膝にのせて、鎌倉人(かまくらびと)と奈良人(ならびと)のこっけいなやりとりを楽しんでみませんか。
會津八一記念館の神林恒道館長が、會津八一とその歌について一文を寄せています。
販売は會津八一記念館と奈良の東大寺、そして鎌倉の高徳院、この3か所限定です。
ぜひ1冊、いかが。税別で1800円。025(282)7612會津八一記念館へ。