新潟市 會津八一記念館
お知らせ・企画展

お知らせ

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トークイベント、ぜひ来年もの声

會津八一の誕生日(8月1日)を記念した八一祭トークイベントが無事終了。
           おととしに続く第2弾。
  コロナ感染症の影響で参加を断念した方もいらっしゃいましたが、
  俳優松村雄基さんと新潟大学の角田勝久先生の軽妙な掛け合いは、
          ことしも会場を引き付けました。

    第1部は教育者としての八一の姿を、書を通して探り、
        第2部は二人による席上揮毫。
     そして第3部は松村さんに八一の姿をしてもらい、
    八一の随筆を、セリフとして語っていただくミニ舞台。
     いかにも八一がしゃべっているような雰囲気に
   ファンならずとも引き込まれた様子でした。(さすが俳優さん)

           墨の香りが漂う会場
  書いていただいた書は「山河慟哭」と「ふかくこの生を愛すべし」
角田先生は机の上でサラサラと、松村さんは床に紙を置いて、全身を使って。
    特徴的な書きっぷりで、参加の皆さんの目を引きました。
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   アンケートには「ぜひ来年も」と熱い要望が寄せられました。
    スタッフはアイデアをひねり出すのに苦労しそうです。

八一と早稲田と仏教美術~7月の講演会予告

テーマは
書でもなく、短歌でもなく、
東洋美術です。
 ❑日 時:7月24日(土)午後2時~3時30分
 ❑講 師:早大會津八一記念博物館の肥田路美(ひだ・ろみ)館長
 ❑演 題:會津先生が早稲田に遺したもの
 ❑会 場:メディアシップ6階ナレッジルーム
 ❑定 員:60人(申し込み先着順)
會津八一は早稲田大学で東洋美術史を教えていました。
講師の肥田館長は早大文学学術院の教授
仏教美術を中心とした中国隋・唐時代の美術史を担当
いわば會津八一から連なる研究者の一人です。

おすすめの一冊は?「自註鹿鳴集です」
何かひとことを-「学規の<ふかくこの生を愛すべし>。これにつきます」
まさに肥田先生は研究者・八一を語るにぴったりの方。

申し込みはinfo@aizuyaichi.or.jp または
往復はがきで950-0088新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館へ。
聴講券をお送りします。

7月6日に始まる企画展は「八一の<学規>と教育」
教育者・八一に焦点を当てた展示です。
お楽しみに!

好きな書は「学規」

芸術文化の分野で活躍中の作家による「私の好きな八一の書」展は
好評のうちに終了しました。(入館1,157人)

期間中、それらをご覧になった来館のお客さまに
アンケートで「私の好きな八一の書」を選んでいただきました。
最も多かったのが「学規」です。回答83人中15人。
ついで「奥田勝に宛てた書簡」です(6人)。

・ふかくこの生を愛すべし
・かへりみて己を知るべし
・学芸を以て性を養ふべし
・日々新面目あるべし
「学規」の言葉は今なお色あせません。

八一の書の魅力、會津八一の人としての魅力。
回答者お一人お一人が感動と、畏敬の念と、親しみをもって
語って(記入して)くださった一言一言に、
企画した私たちもうれしくなりました。
ありがとうございます。今後の企画に役立てたいと思います。

期間中、展示作品を解説した手作りのミニ図録(簡易解説書)を販売しておりましたが、
アンケートの結果を加えた「第2版」を作りました。
皆様が書いてくださった一言も載せています。

ミニ図録は1冊500円です。ご希望の方は會津八一記念館へ
025(282)7612。

連続講座「書に親しむ」-5月スタート

書家の野中吟雪館長による連続講座「書に親しむ」(全6回)が
5月16日スタートとします。(※各回とも定員に達しました)

筆を持って紙に向かう実技(実用)講座ではありません。
會津八一を含む古今の書作品を見ながら、書の歴史から鑑賞の仕方、
道具の話までを分かりやすく解説します。

各回のタイトルは次の通りです
第1回5月16日(日)=書に親しむ
第2回6月22日(火)=書の鑑賞
第3回7月18日(日)=書の表現形式(1)
第4回8月10日(火)=書の表現形式(2)
第5回9月 7日(火)=拓本の世界
第6回10月24日(日)=文房清供(ぶんぼうせいきょう)→ 筆や硯、墨などのお話

会場:日報ホール(メディアシップ2階)
時間:午後2時から約1時間半です。
定員:各回100人

1回500円、6回通しでお聞きになる場合は2500円です。
申し込みは、℡、メール、Fax、往復はがき のいずれかで
〒950-0088
新潟市中央区万代3の1の1會津八一記念館
℡ 025-282-7612
Fax 025-282-7614
MAIL : info@aizuyaichi.or.jp

へお申し込みください。
後日、聴講券をお送りします。

シンボルマーク審査結果です

以下のように決まりました。取り急ぎ応募状況と氏名のみです。
▽最優秀賞
明星秀隆さん(東京都杉並区)
▽優秀賞(3点)
鈴木晃さん(新潟市中央区)
田中昭彦さん(広島市)
舟木咲輝さん(福島県会津坂下町)
▽入賞(5点)
安藤崇晴さん(茨城県竜ケ崎市)
上田千春さん(岡山県総社市)
工藤和久さん(青森県弘前市)
角英夫さん(奈良市)
鷲津宣夫さん(新潟市東区)

応募総数32都道府県から692点。
予想を大きく超える数でした。事務局の整理が手間取りました。
個人での応募200点(141人)、学校で一括応募492点(1校、345人)

13日表彰式を行います。皆さんありがとうございました。

シンボルマーク受け付け、6日消印まで

たくさんのご応募をいただきました。
締め切りは1月6日ですが、郵便の場合6日消印のものまで受け付けます。
ありがとうございました。

大みそか……八栗寺の鐘の響きとともに

四国は高松の八栗寺(やくりじ)の鐘に
會津八一の絶唱ともいうべき
-わたつみの 底ゆく魚の鰭(ひれ)にさへ
  ひびけこの鐘 仏法(のり)のみために-が
鋳込まれています。
わたつみとは古語で海のこと。
--千尋(ちひろ)の海の底をゆく魚の鰭にまで
   八栗寺の鐘よ響き渡れ みほとけの教えが届くように」
NHKのゆく年くる年。
ことしは八栗寺から中継があるそうです。
この鐘の音に八一の心を思いながら、新しい年を迎えましょう。

第14回写真コンテスト入賞者発表

2020年11月26日、「會津八一の歌を映す」第14回秋艸道人賞写真コンテストの審査会が行われました。多数のご応募ありがとうございました。
入賞作品は、12月22日(火)から新潟市會津八一記念館で開催する企画展「新潟市會津八一記念館開館45周年記念會津八一記念館ゆかりの作家31人が選ぶ 私の好きな八一の書」で併設展示する他、新宿中村屋サロン美術館(東京)、奈良県立図書情報館、いかるがホール(奈良県斑鳩町)、三千院(京都市)、高松市市民活動センター(香川県)、胎内市産業文化会館などで巡回展示する予定です。

【秋艸道人賞】

2019絵画00
髙澤和也(タカサワカズヤ)
新潟県新発田市
「つと入れば あしたの壁に たちならぶ かの招提の 大菩薩たち」

【新潟市長賞】

2019絵画01
藤井則子(フジイノリコ)
新潟市西蒲区
「水煙の 天つ乙女が 衣手の ひまにも澄める 秋の空かな」

【胎内市長賞】

2019絵画02
和田広次(ワダコウジ)
新潟市西区
「藤原の おほき后を うつしみに 相見るごとく 赤き唇」

【新潟日報社賞】

2019絵画03
大橋一廣(オオハシカズヒロ) 
新潟市秋葉区
「ひとりゆく 黄泉路のつかさ 言とはば わがともがらと 宣らましものを」

【BSN賞】

2019絵画04
澤戢三(サワシュウゾウ) 
奈良県生駒郡三郷町
「おほらかに もろ手の指を 開かせて 大きほとけは あまたらしたり」

【八栗寺わたつみ賞】

2019絵画05
内山義昭(ウチヤマヨシアキ) 
新潟市中央区
「すべもなく み雪降りつむ 夜の間にも 故郷人の 老ゆらくをしも」

【審査員特別賞】(會津八一生誕140年記念)

2019絵画06
佐久間光夫(サクマミツオ)
新潟県新発田市
「霜荒き 小庭の土に 折れ伏して なほ緑なる アカンサスあはれ」

入選者一覧

石黒雅人(三条市)、石森文夫(福島県いわき市)、小柳直人(三条市)、熊倉秀達(新発田市)、佐久間光夫(新発田市)、佐々木徹雄(新潟市秋葉区)、佐藤明美(新潟市西区)、佐藤荘威(新潟市西区)、佐藤英朗(新潟市西区)、髙橋徹(南魚沼市)、髙橋ノリユキ(新潟市北区)、竹谷敬子(奈良市)、中野金吾(新潟市中央区)、二瓶純緖(新潟市江南区)、野崎洋子(新潟市秋葉区)、星正一(加茂市)、山口百合子(新潟市北区)、山﨑俊泰(静岡県掛川市)、横山徹成(新潟市西区)、渡辺征二郎(奈良市)、渡邉隆(新潟市西区)
〔敬称略 五十音順〕

駐車場のご案内

IMGP0046IMGP0045記念館グッズお買い上げ額に応じて駐車券進呈
1000円以上=1時間無料
3000円以上=2時間無料
第1と第2で料金システムが少し違います。
ご注意ください。

マスクができました

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