會津八一が奈良の大仏さまを詠んだ歌「おほらかに もろてのゆびを ひらかせて おほきほとけは あまたらしたり」をモチーフにした創作狂言「大仏くらべ」が絵本になりました。
狂言は今から650年くらい前の室町時代に生まれた日本で一番古い芝居です。

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-鎌倉の男が奈良を訪れ、奈良の男と互いの地の大仏さまのすごさを自慢し合いますが、そのうちに・・・、さてその結末は-。

鎌倉にお住いの大江隆子さん作のお話で、松田大児さんのほんわかとしたタッチの絵は見ているだけで心なごみます。狂言独特のせりふがそのまま使われていますが、難しくはありません。

お子さんを、お孫さんを膝にのせて、鎌倉人(かまくらびと)と奈良人(ならびと)のこっけいなやりとりを楽しんでみませんか。

會津八一記念館の神林恒道館長が、會津八一とその歌について一文を寄せています。

販売は會津八一記念館と奈良の東大寺、そして鎌倉の高徳院、この3か所限定です。
ぜひ1冊、いかが。税別で1800円。025(282)7612會津八一記念館へ。

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